マインクラフトを友達や仲間と遊ぶときに欠かせないのがマルチプレイ用のサーバー。
しかし、自分のパソコンでサーバーを立てると「重くて動かない」「設定が難しい」「常時稼働できない」といった問題が出てしまうことも少なくありません。
そんなときに頼りになるのが、安定性と操作性に優れたXserver(エックスサーバー)です。
Xserverは、国内でも特に人気の高いレンタルサーバーサービスで、2022年からはゲーム専用プラン「Xserver for GAME」を提供。
マイクラ公式サーバーに対応しているため、難しい設定なしで数分でマルチサーバーを構築できるのが大きな魅力です。
この記事では、Xserverを使ってマイクラサーバーを立てる方法を、Java版・統合版(Bedrock)それぞれの手順に分けて分かりやすく解説します。
さらに、サーバー運用時の注意点や、初心者でも安心して利用できる理由についてもまとめています。
これから「マイクラサーバーを作りたい!」という方にとって、役立つガイドになるはずです。

今回の記事ではXserverでマイクラサーバーを立てる方法についてご紹介していくよ!
Xserverとは?マイクラサーバーにも使える理由

Xserver(エックスサーバー)は、国内シェアNo.1クラスを誇るレンタルサーバーサービスで、個人ブログから大規模な法人サイトまで幅広く利用されています。
特に「安定性」「処理速度」「サポート体制」に定評があり、国内で最も多く選ばれているサーバーの一つです。
もともとはWordPressやコーポレートサイトなどのWeb運営に強みを持っていましたが、近年はゲームサーバー分野にも対応を拡大し、マインクラフト専用サーバーを提供する「Xserver for GAME」を展開しています。
この「Xserver for GAME」を利用することで、複雑なサーバー知識がなくてもワンクリックでマイクラサーバーを構築できるのが大きな特徴です。
通常、マイクラのマルチプレイ用サーバーを立てるには、Javaの環境構築やポート開放、セキュリティ設定といった専門的な作業が必要ですが、Xserverなら管理パネルからの操作だけで誰でも簡単にセットアップ可能です。
さらに、XserverのマイクラサーバーはJava版と統合版(Bedrock)に両対応しており、PC勢・スマホ勢・Switchユーザーなど幅広いプレイヤー層をカバーできます。
これにより、「友達は統合版、自分はJava版」といった状況でも、それぞれに最適化された環境を用意できるため、多様なプレイスタイルに対応できるのです。
また、Xserverの強みはゲーム用途においても健在です。
高速なSSDストレージと安定した回線品質によってラグが少なく、同時接続人数が増えても快適に遊べます。
さらに、自動バックアップ機能や24時間サポートも備わっており、初心者から上級者まで安心して利用できるのも大きな魅力です。
まとめると、Xserverは「初心者でも簡単に始められる操作性」と「本格的に運用できる安定性」の両方を兼ね備えたサーバーであり、マイクラサーバーを立てたい人にとって非常に相性の良いレンタルサーバーと言えるでしょう。
Xserverでマイクラサーバーを立てるメリット
Xserverを利用してマイクラサーバーを立てる最大の魅力は、「手軽さ」と「安定性」を両立できる点です。
通常、マイクラのマルチプレイサーバーを自分で構築するには、VPSや自宅PCに環境を整える必要があり、専門知識が求められます。
しかし、Xserver for GAMEを使えば初心者でも数分でサーバーを起動できるうえ、快適で安心できる運営が可能になります。
以下で具体的なメリットを解説します。
ワンクリックでサーバー構築できる簡単さ
通常のVPSや自宅サーバーでは、Javaの導入、サーバーソフトのインストール、ポート開放、セキュリティ設定など複雑な工程が必要です。
しかしXserverでは、管理画面からワンクリックでサーバーを立ち上げ可能。
数分でマルチプレイ環境が整うため、技術的な知識がない初心者でも気軽に始められます。
Java版・統合版の両方に対応
XserverはJava版とBedrock版(統合版)に両対応しているため、PC・スマホ・Switch・PSなど異なるデバイス環境のプレイヤーとも遊べます。
「自分はPCのJava版、友達はスマホの統合版」といった場合でも、それぞれに最適なサーバー環境を選べるのは大きなメリットです。
高速で安定したサーバー性能
Xserverは国内でも評価の高いレンタルサーバー基盤を持っており、高速SSDストレージと大容量メモリ、安定した回線品質を備えています。
そのため、複数人で同時にプレイしてもラグが少なく、ストレスのないマルチプレイが実現できます。
特に大規模建築やMOD導入など、負荷がかかりやすい環境でも安定稼働しやすい点は魅力的です。
自動バックアップ機能で安心
「せっかく作った建築がデータ破損で消えた…」というのはマイクラプレイヤーの大きなリスクです。
Xserverでは自動バックアップ機能が用意されているため、万一のトラブル時もデータを復旧でき、安心してプレイできます。
自宅サーバーでは手動でバックアップを取る必要があるため、この機能は大きな強みです。
24時間サポート体制
ゲームサーバーを自分で立てる場合、トラブル発生時はすべて自己解決が必要です。
しかしXserverはメールやチャットによるサポート体制が整っており、困ったときにすぐ相談できます。
特に「設定がわからない」「サーバーが起動しない」といった初心者の悩みに対応してもらえるのは大きな安心材料です。
コスパの良さ
一般的なVPSや専用サーバーと比べても、Xserverは月額1,000円前後から利用可能で、性能に対してコストパフォーマンスが高いのもメリットです。
マイクラ専用の快適な環境がこの価格で得られるのは魅力的で、特に学生や趣味での利用にも最適です。
Xserverでマイクラサーバーを立てる手順【Java版】
Java版のMinecraftは自由度が高く、世界中のプレイヤーに愛されているエディションです。
しかし、マルチプレイをするために自宅PCでサーバーを立てようとすると「Javaのインストール」「サーバーソフト(spigotやpaper)の導入」「ポート開放」「セキュリティ設定」など、初心者にはかなりハードルが高い作業が必要になります。
こうした手間をすべて省き、ボタン操作だけでマイクラサーバーを立ち上げられるのが「Xserver for GAME」です。
国内大手のXserverが提供しているサービスのため、安定性やサポートも抜群で、初心者でも安心してマルチサーバーを運営できます。
以下では、実際にJava版のマイクラサーバーを立てる具体的な流れを紹介します。
Xserver for GAMEに申し込む
まずはXserver公式サイトにアクセスし、専用の「Xserver for GAME」ページを開きます。ここで利用できるゲームの中から「Minecraft Java Edition」を選択し、プランを決めて契約を進めましょう。

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サーバーを新規作成する
契約が完了したら、Xserverの管理画面にログインします。
ここで「サーバーを作成する」ボタンをクリックすると、サーバー設定画面が表示されます。
項目 | 詳細 |
---|---|
ゲームタイトル | Minecraft Java Edition |
サーバー名 | 自分の好きな名前 |
バージョン | 最新の公式バージョン(例:1.20など) |
メモリ割り当て | 人数に応じて設定(4人以下なら1GB〜2GBで十分) |
これらを入力したら「サーバー作成」をクリックするだけで、自動的に環境構築が始まります。
数分後にはサーバーが完成しているので、初心者でもつまずくことなく進められます。
サーバー情報を確認する
サーバー作成が完了すると、管理画面に以下の情報が表示されます。
- IPアドレス
- ポート番号
- 接続方法
これらはMinecraftクライアントから接続する際に必要な情報です。
Xserverの場合、サーバーは国内データセンターで稼働しているため、ラグが少なく安定した通信が期待できます。
Minecraftから接続する
次に、実際にMinecraftから接続してみましょう。
- PCでMinecraft Java Editionを起動
- 「マルチプレイ」 → 「サーバーを追加」をクリック
- 管理画面に表示された サーバーIPアドレス を入力
- サーバー名を入力して保存
- サーバーを選択して「接続」
これでXserverで構築したサーバーにログインでき、フレンドと同じワールドで遊ぶことができます。
設定をカスタマイズする(任意)
Xserverの強みは「管理画面が初心者向けに最適化されていること」です。
項目 | 詳細 |
---|---|
OP権限の付与 | 特定のプレイヤーを管理者にしてコマンドを使えるようにする |
ホワイトリスト設定 | 招待制にして知らない人が入れないようにする |
難易度変更 | ピースフル/イージー/ノーマル/ハードをワンクリックで変更可能 |
バックアップ機能 | ワールドを保存し、いつでも復元できる |
さらに、公式対応しているMOD環境やプラグインサーバーを導入することも可能なので、自宅サーバーのように設定ファイルを直接いじる必要がなく、Web上で操作が完結します。
Xserverを使えば、Java版のマイクラサーバーを最短数分で立てることが可能です。
従来のように難しいポート開放やファイル編集を行わなくても、管理画面上で全ての操作を完結できるため、初心者にもおすすめできます。
また、国内データセンターによる安定性と、手厚いサポート体制があるため、長期的に安心して運営できるのも大きなメリットです。
これからマルチサーバーを立てて友達と遊びたい人は、まずXserver for GAMEを試してみると良いでしょう。
Xserverでマイクラサーバーを立てる手順【統合版(Bedrock)】
統合版(Bedrock Edition)は、PC(Windows10/11)、スマホ(iOS/Android)、Nintendo Switch、PS、Xbox など、幅広いデバイスで遊べるのが最大の特徴です。
友達同士で環境が違っても同じサーバーに参加できるため、より多くのプレイヤーとマルチプレイを楽しみたい人に向いています。
ここでは、Xserverを使って統合版サーバーを立てる流れを解説します。
Xserver for GAMEに申し込む
まずはXserverの公式サイトから「Xserver for GAME」にアクセスします。
提供されているゲームの中から「Minecraft Bedrock Edition」を選択し、契約を進めましょう。
Xserverは後から簡単にプラン変更できるため、最初は少人数に合わせて低コストで始めると安心です。
サーバーを作成する
契約後、Xserverの管理画面にログインします。
「サーバーを作成」から以下のように設定を行います。
項目 | 詳細 |
---|---|
ゲームタイトル | Minecraft Bedrock Edition |
サーバー名 | 任意(フレンドが分かりやすい名前にすると便利) |
バージョン | 最新バージョンを選択(例:1.20.x) |
メモリ割り当て | 人数や目的に応じて設定 |
設定が終わったら「作成」ボタンを押すだけで、自動的にBedrockサーバー環境が構築されます。
サーバー情報を確認する
数分待つとサーバーが完成し、管理画面に接続用の情報が表示されます。
- サーバーIPアドレス
- ポート番号(Bedrock版は「19132」がデフォルト)
この情報をフレンドに共有することで、誰でもそのサーバーにアクセス可能になります。
Minecraftから接続する
続いて、実際に統合版のMinecraftからサーバーに入ってみましょう。
- Minecraft Bedrock Editionを起動
- 「遊ぶ」 → 「サーバー」タブを開く
- 「サーバーを追加」を選択
- サーバー名・IPアドレス・ポート番号を入力
- 保存し、サーバーに接続
これでスマホ・Switch・PCなど異なる環境でも、同じワールドに参加できるようになります。
サーバー管理・設定
Xserverの管理画面から、Bedrockサーバーの各種設定を変更できます。
項目 | 詳細 |
---|---|
難易度設定 | ピースフル/ノーマル/ハードなど |
ホワイトリスト設定 | 招待制にして不正アクセスを防ぐ |
権限管理 | 管理者を指定して荒らし対策 |
バックアップ機能 | 大事なワールドを自動保存・復元可能 |
また、Bedrock版特有の特徴として、家庭用ゲーム機からの参加が可能なので、より幅広いプレイヤーを招待できるのが魅力です。
Xserverでマイクラサーバーを運用する際の注意点
Xserverは、安定した回線と高性能なサーバー環境を備えているため、マインクラフトのマルチプレイ環境を構築するのに非常に人気があります。
しかし、実際に長期間運営していくと「ラグがひどい」「データが壊れた」「荒らし被害に遭った」などの問題が出てくることもあります。
ここでは、Xserverでマイクラサーバーを利用する際に気をつけたいポイントを、初心者から中上級者まで幅広く役立つ形で整理しました。
プレイヤー人数に合ったプラン選びが最重要
サーバーの性能は、参加人数やプレイスタイルによって大きく変わります。
例えば、2~3人でのんびり建築を楽しむ程度ならライトプランでも十分ですが、10人以上でPvPや大型建築を行う場合は、CPUやメモリに余裕のあるプランが必須です。
特にMODやプラグインを多用するJava版では、同じ人数でも必要リソースが倍以上になることがあります。
「安いプランで始めてラグだらけになる」というのはよくある失敗なので、最初から余裕を持った契約をしておくと安心です。
データ保護のためのバックアップは必ず実施
マイクラサーバーのデータは、ワールドマップやプレイヤー情報など非常に重要です。
もしデータが破損した場合、数百時間かけて作った建築が一瞬で消えることもあり得ます。
Xserverでは自動バックアップ機能が提供されていますが、それに頼り切りになるのは危険です。
なぜなら、直近のバックアップが壊れていた場合や、復元作業に時間がかかる場合があるからです。
したがって、定期的に自分でローカルにワールドデータをコピーしておく習慣が必要です。USBやクラウドストレージに保存しておけば、いざという時に数分で復旧可能です。
セキュリティ対策を怠らない
公開サーバーとして運営する場合、最も怖いのが荒らしや不正アクセスです。
特に「誰でも入れる状態」にしてしまうと、数時間のうちに荒らされることも珍しくありません。
セキュリティ対策としては、まずホワイトリスト機能を有効化し、信頼できるプレイヤーだけを登録するのが基本です。
また、管理権限(OP権限)は最小限の人だけに付与し、知らない人に与えないよう注意が必要です。さらに、プラグインで荒らし対策を強化するのも有効です。
統合版(Bedrock)では、家庭用ゲーム機やスマホからもアクセスできるため、より幅広いプレイヤーが集まりやすくなります。
その分、招待制やDiscordを併用して管理する方法が有効です。
MOD・プラグイン導入時の注意
Java版の魅力はMODやプラグインによる拡張性ですが、これが原因でサーバーが不安定になるケースは非常に多いです。
- MODのバージョン違いによるクラッシュ
- プラグイン同士の競合
- リソース不足による過負荷
これらを防ぐためには、必ず同じバージョンで統一し、導入前にワールドをバックアップすることが重要です。
また、一度に多くのMODを導入するのではなく、少しずつ追加して動作確認をするのが安全です。
ラグや遅延の原因を理解する
長期間サーバーを運用していると、次第にラグが発生しやすくなります。
原因は複数あり、サーバー性能不足だけでなく、ワールドデータの肥大化やプレイヤーの行動(大量のレッドストーン回路など)も影響します。
ラグを軽減するためには、不要になったワールドや領域を削除したり、軽量化MODを導入するのが有効です。
また、プレイヤー数が増えてきたら、プランを上位に切り替える柔軟さも必要です。
コスト管理を意識する
Xserverは比較的安価ですが、数か月、数年と契約を続けるとそれなりのコストになります。特に大規模サーバーを維持する場合、月額数千円の出費は避けられません。
そのため、運営規模に合わせてプランを調整することが大切です。最初は小規模プランで始め、参加人数が増えてきたら段階的に上げると無駄なコストを抑えられます。
まとめ|Xserverなら初心者でも安心してマイクラサーバーが作れる
Xserverは、高性能かつ安定したサーバー環境を提供しており、マインクラフトのマルチサーバー運営に非常に適しています。
特に、初心者でも管理画面が分かりやすく、数クリックでサーバーを立てられる点は大きな魅力です。
さらに、料金プランが幅広く用意されているため、少人数の友人サーバーから、大規模なコミュニティ運営まで柔軟に対応できます。
もちろん、プレイヤー人数に応じたプラン選びや定期的なバックアップ、セキュリティ対策など、運用にあたって注意すべきポイントは存在します。
しかし、それらをきちんと押さえれば、Xserverなら安定性・快適性・コストのバランスに優れたサーバー環境を実現できるでしょう。
これからマイクラサーバーを始めたい方にとって、Xserverは最初の一歩に最適な選択肢です。
初めての方でも安心して挑戦できる環境が整っているため、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!私個人に対する質問やご相談は@XAozameXのDMまでご連絡ください。
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