テンキーレス派のゲーマーやクリエイターにとって、理想のワイヤレスキーボードとはどんなものでしょうか?
カスタマイズ性、バッテリー性能、操作性、そして静音性。
そのすべてを満たす製品が、ついにRazerから発表されました。
2025年7月、Razerは新型ワイヤレスキーボード「BlackWidow V4 Tenkeyless HyperSpeed」を発表。
本機は、ホットスワップ対応の自由度と、最大980時間という驚異のバッテリー寿命、さらに多機能ローラーと高耐久な筐体を備えた、まさに「完成形」のテンキーレスキーボードです。
この記事では、本製品のスペックや特長、競合モデルとの違いを徹底的にレビュー。
購入を検討している方はもちろん、キーボード好きや自作派の方にも響く内容をお届けします。
- Razer BlackWidow V4 Tenkeyless HyperSpeedの主な特徴とスペック
- ホットスワップ対応によるカスタマイズの自由度
- 最大980時間のバッテリー持続時間の実用性
- メディア操作に便利な多機能ローラーとカスタムボタンの使い勝手
- 競合モデルとの比較ポイントと選ぶべきユーザー像

今回の記事ではRazer BlackWidow V4 Tenkeyless HyperSpeedについてご紹介していくよ!
製品概要|BlackWidowシリーズの最新進化モデル

Razerの名作「BlackWidow」シリーズは、これまで数々のゲーマーから支持されてきた定番メカニカルキーボード。
そのDNAを受け継ぎながらも、「BlackWidow V4 Tenkeyless HyperSpeed」はさらなる進化を遂げたモデルです。
本製品は、テンキーレス設計による省スペース化とケーブルレスの快適さ、そしてカスタマイズ性を重視したホットスワップ対応という、現代のゲーマーやキーボードファンが求める要素をすべて詰め込んでいます。
接続方式はRazer HyperSpeed Wireless(2.4GHz)とBluetooth(最大3台のマルチペアリング対応)に対応し、必要に応じて有線接続(USB-C)も可能。
ゲームでも作業でも、どんな場面でも快適に使用できます。
また、省電力モードを活用すれば最大980時間のバッテリー駆動が可能で、モバイル用途にも最適。
Razer独自の第3世代スイッチ「Orange Tactile」による静音かつ心地よい打鍵感も健在です。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | Razer BlackWidow V4 Tenkeyless HyperSpeed |
接続方式 | Razer HyperSpeed Wireless / Bluetooth / USB-C有線 |
バッテリー持続時間 | 最大980時間(省電力モード使用時) |
キースイッチ | Razer Orange Tactile 第3世代(ホットスワップ対応) |
対応スイッチ規格 | 3pin / 5pin メカニカルスイッチ |
キーキャップ | 2色成形ABSキーキャップ |
本体素材 | 5052アルミ合金トップフレーム |
搭載機能 | 多機能ローラー、3つのメディア・カスタムボタン、スタビライザー、内部ダンピングフォーム、テープMOD済みPCB |
サイズ | テンキーレス(TKL)レイアウト |
対応OS | Windows、macOS、Linux、iOS、Android ほか |
ご希望があれば、スペック比較表(例:BlackWidow V3や他社製品との比較)や価格・発売日・購入先リンクの追加も可能です。必要ですか?
特徴①|ホットスワップ対応でカスタマイズ無限大

「Razer BlackWidow V4 Tenkeyless HyperSpeed」の最大の魅力は、ホットスワップ機能への対応です。
これにより、工具を使わずにキースイッチを自由に交換することが可能になり、自分好みの打鍵感や音を簡単に実現できます。
本製品は3pinおよび5pinのメカニカルスイッチの両方に対応しており、Razer純正スイッチだけでなく、KailhやGateron、TTCなど、一般的なサードパーティ製スイッチも装着可能。
まさにカスタムキーボードの自由さを手軽に体験できる構造です。
静音・安定性を高める内部構造
単にスイッチが交換できるだけでなく、内部構造にもカスタム文化に即した設計が取り入れられています。
これらの要素が組み合わさることで、打鍵音のチューニングまで楽しめる、上級者向けの満足度の高い作りになっています。
特徴②|最大980時間の超長時間バッテリー

「Razer BlackWidow V4 Tenkeyless HyperSpeed」は、ワイヤレスキーボードとしては異例の最大980時間のバッテリー駆動を実現しています。
これは省電力モードかつBluetooth接続時の数値ではありますが、従来のゲーミングキーボードと比べても圧倒的なスタミナです。
ゲームでも作業でも「充電切れの不安」から解放
HyperSpeed Wireless(2.4GHz)モードでも高い省電力設計が施されており、1日数時間の使用であれば数週間は充電不要。
突然のバッテリー切れに焦る心配がなく、FPSやMMORPGなどの集中を要するシーンでも安心して使用できます。
また、充電はUSB-Cによる有線接続で対応しており、充電中も通常の有線キーボードとして使用可能。作業やゲームを中断する必要がありません。
省電力モードもワンタッチで切り替え
本体に搭載されたバッテリーコントロールボタンを長押しすることで、省電力モードへ簡単に切り替えることができます。
このモードではLEDライティングや通信頻度を自動で最適化し、バッテリー寿命を最大限に延ばす設計がなされています。
特徴③|メディア操作や音量調整も自在に
「Razer BlackWidow V4 Tenkeyless HyperSpeed」は、テンキーレスながら高機能なマルチメディア操作にも対応。
本体右上には、直感的に操作できる多機能ローラーと3つのカスタマイズ可能なコントロールボタンが搭載されています。
多機能ローラーで直感的な操作を実現
ローラーは初期設定で音量の調整に割り当てられており、手をホームポジションから大きく動かすことなく、片手で素早く操作が可能。
ゲーム中の音量変更や、作業中のBGM調整もスムーズに行えます。
カスタマイズ可能な3つのコントロールボタン
ローラーの横に配置された3つの物理ボタンは、以下のような操作に対応しています:
- 再生/一時停止、曲送り、巻き戻しなどのメディア操作
- バッテリー残量の確認
- 任意のマクロやショートカットの割り当て(Synapseソフト経由)
これらのボタンは、Razerの統合ソフトウェア「Razer Synapse」を使って自由にカスタマイズ可能。
自分の作業スタイルやゲームジャンルに合わせたパーソナライズ設定が可能になります。
ゲーム中も、作業中も快適さを追求
多くのテンキーレスキーボードでは省略されがちなメディア操作系の機能ですが、本製品は「小型でありながら妥協しない快適性」を実現。
ゲーム実況、動画編集、音楽制作など、マルチメディア環境においてもワンランク上の使い勝手を提供してくれます。
特徴④|堅牢な筐体と高品質パーツ

「Razer BlackWidow V4 Tenkeyless HyperSpeed」は、見た目の美しさだけでなく、耐久性と打鍵品質にもこだわった設計が施されています。
毎日長時間使うゲーミングキーボードだからこそ、細部に至るまで“長く、快適に使える工夫”が凝らされています。
軽量かつ高剛性な5052アルミ合金フレーム
トッププレートには、航空機グレードとしても知られる5052アルミ合金を採用。
軽量ながら剛性が高く、タイピングや激しいゲーム操作時にもたわみがなく、しっかりとした打鍵感を支えてくれます。
質感も高く、アルミ特有のマットな仕上がりが高級感と実用性を両立。デスクに置くだけで映えるデザイン性も魅力です。
視認性と耐久性に優れた2色成形ABSキーキャップ
キーキャップには、2色成形のABS樹脂製を採用。
印字が消えにくく、長時間の使用でも文字が擦れて見えにくくなる心配がありません。
また、Razer独自のフォントとLEDライティングにより、視認性も非常に高い仕上がりです。
さらに、キースイッチ周辺には潤滑済みスタビライザーを搭載。
スペースキーやエンターキーなどの大きなキーもガタつきが少なく、滑らかな入力感を提供してくれます。
静音性とフィーリングを高める内部構造
打鍵時の反響音を抑えるため、内部には二層のダンピングフォームを内蔵。
さらに、テープMOD風の補強加工がされたPCB基板が、カチャカチャとした高音を吸収し、耳障りなノイズを抑えます。
これらの内部構造により、打鍵音は低く、落ち着いたトーンとなり、タイピングやゲームプレイ時の集中力を妨げません。
他社製品と比べてどうか?

Razer BlackWidow V4 TKL HyperSpeedは、同価格帯の他社製ワイヤレスメカニカルキーボードと比較しても、以下の点で差別化されています。
製品名 | ホットスワップ対応 | 接続方式 | バッテリー駆動時間 | メディア操作 | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|---|
Razer BlackWidow V4 TKL HyperSpeed | ○(3pin/5pin) | HyperSpeed Wireless / Bluetooth / USB-C | 最大980時間 | ○(ローラー+3ボタン) | 高い静音性、カスタマイズ性、超長寿命バッテリー |
Keychron K8 Pro(QMK/VIA) | ○(ホットスワップモデル) | Bluetooth / USB-C | 約240時間 | △(Fnキー併用) | QMK対応、Mac最適化、コスパ重視 |
Logitech G715 | × | LIGHTSPEED / Bluetooth | 最大30時間(LEDオン時) | ○(専用ノブ) | LED重視、G HUB対応、デザイン性◎ |
SteelSeries Apex Pro Mini Wireless | × | 2.4GHz / Bluetooth / USB-C | 最大40時間(RGB点灯時) | ×(Fnキー+操作) | Rapid Trigger対応、OmniPointスイッチ |
Razer製ならではの強み
- ホットスワップ×HyperSpeed Wirelessの両立はRazerならでは。カスタマイズ性と実戦向け性能を両立している点は大きなアドバンテージ。
- 競合の多くがLEDやデザイン重視であるのに対し、本製品は「実用性」「静音性」「操作性」にフォーカスしており、長時間のゲームや執筆作業にも最適。
- 他社製品では少ない物理ローラー+独立ボタンによるメディア操作は、デスクトップ環境での作業効率を格段に高めてくれます。
まとめ|Razerの本気が詰まった「完成形」TKL

「Razer BlackWidow V4 Tenkeyless HyperSpeed」は、単なるテンキーレスのワイヤレスキーボードではありません。
ゲーミングキーボードとしての応答性と快適さ、カスタムキーボードとしての自由度、そして日常使いにも適した静音性と長時間バッテリーを兼ね備えた、Razerの本気が詰まった「完成形」TKLモデルです。
- 最大980時間駆動の圧倒的なバッテリー性能
- ホットスワップ対応による高いカスタマイズ性
- メディアローラー&3ボタンで直感的な操作が可能
- 5052アルミ合金製フレームと静音設計による高品質な打鍵体験
- ゲームから仕事までマルチユースで活躍する汎用性
競合製品にはそれぞれの良さがありますが、ここまでトータルバランスと完成度を高めたTKLワイヤレスキーボードは稀有な存在です。
「テンキーレスでも妥協したくない」「ワイヤレスでもゲームに使いたい」「カスタムも楽しみたい」
そんな欲張りなユーザーこそ、本製品の真価を実感できるでしょう。
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