マインクラフトの世界では、一人でのんびり建築を楽しむのも魅力の一つですが、やはり友達と一緒に同じワールドで遊ぶマルチプレイは格別です。
しかし、いざマルチを始めようと思ったとき、最初に多くの人がつまずくのが「サーバーアドレスってなに?」という疑問です。
「IPってどこで確認するの?」「統合版とJava版で違うの?」「Switchだと入れないって本当?」そんな声をよく耳にします。
実は、サーバーアドレスの仕組みさえ理解できれば、マルチプレイへの第一歩はとても簡単。難しそうに見えて、覚えることは意外と少ないのです。
この記事では、マイクラ初心者の方にもわかりやすく、サーバーアドレスの基本から、確認方法、接続手順、トラブル対策までをまるっと解説します。
バージョンやデバイスごとの違いも丁寧にフォローしているので、この記事を読めば誰でも安心してマルチプレイを始められます。
- サーバーアドレスとは何か?マインクラフトでの役割と仕組み
- Java版・統合版それぞれにおけるサーバーアドレスの違い
- サーバーアドレスの確認・取得方法(自宅/レンタル/Realms)
- 各デバイス(PC・スマホ・Switch)からの接続手順と注意点
- よくある接続トラブルの原因と対処法
- 安定してマルチプレイを楽しむための実践的なコツ

今回の記事ではマイクラのサーバーアドレスについてご紹介していくよ!
サーバーアドレスとは?|マイクラでの意味と役割
マインクラフトで「サーバーアドレス」とは、サーバーに接続するための住所のようなものです。
これがわからなければ、友達のサーバーにも、自分で立てたサーバーにも入ることができません。
インターネット上の「家の住所」と同じ
サーバーアドレスは、IPアドレス(例:123.45.67.89)やドメイン名(例:play.example.com)の形式で表されます。
これを入力することで、マインクラフトは「どこのサーバーに接続するか」を判断します。
具体的な役割
マイクラにおけるサーバーアドレスの役割は次の通りです。
サーバーアドレスの役割
- マルチプレイで他の人のワールドに参加するための接続先
- レンタルサーバーや自宅サーバーにアクセスするためのキー
- サーバー一覧に追加していつでも入れるようにする情報
たとえば「play.example.net:19132」といった形式で、アドレス+ポート番号を指定して接続します。ポート番号は省略できる場合もあります。
統合版とJava版での違いに注意
統合版(スマホ/Switch/Windows10など)では、ポート番号が「19132」で固定されていることが多いです。
Java版(PC)では、アドレスの書き方やポート番号の扱い方が少し異なります。
そのため、バージョンに合わせた正しいアドレスの形式で接続することが大切です。
サーバーアドレスは、マインクラフトの世界を広げるために欠かせない基本要素の一つです。
これを理解しておくことで、友達のサーバーに入ったり、自分のワールドに他人を招待したりすることがスムーズになります。
Java版と統合版での違いはある?
マインクラフトの「サーバーアドレス」とひと口に言っても、それをどう扱うかは Java版と統合版(Bedrock版)で大きく異なります。
操作方法や接続形式、さらにはサーバー構築における自由度にも差があるため、サーバーアドレスを扱う前提として、それぞれの違いを正しく理解しておくことが非常に重要です。
比較項目 | Java版 | 統合版(Bedrock) |
---|---|---|
対応端末 | Windows / macOS / Linux(PCのみ) | スマホ / Switch / Xbox / PS / Win10/11 |
サーバーソフト | Spigot / Paper / Forge / Fabric など | Bedrock Dedicated Server(BDS) |
デフォルトポート番号 | 25565(TCP) | 19132(UDP) |
MOD / プラグイン対応 | ◎ 高度に対応 | ×(アドオンのみ) |
接続方式の自由度 | 高い(IPまたはドメインで自由に接続可) | 端末によって制限あり(特にSwitch) |
クロスプレイ対応 | Java版同士のみ | 異なるデバイス同士でクロスプレイ可能 |
Realmsの仕様 | Java専用/MOD非対応/月額制 | 統合版専用/招待制/月額制 |
Java版は自由度が高く、サーバー運営の本格派向け
Java版はPC専用で、Windows、macOS、Linuxなどに対応しています。
サーバーアドレスの形式は「IPアドレス+ポート番号(例:123.45.67.89:25565)」という形で、ポート番号は省略することも可能です。
Java版の大きな特徴は、MODやプラグインによる拡張性の高さです。
SpigotやPaperといったサーバーソフトを使えば、建築バトルや経済システム、オリジナルのRPGワールドなど、思い通りのワールドが作れます。
また、BungeeCordなどを使えば複数のサーバーを接続し、ネットワーク化することも可能です。
自由度が高いぶん、サーバー構築にはやや知識が必要ですが、ConoHa VPSなどを使えば、初心者でも比較的スムーズに構築できます。
統合版はマルチデバイス対応でクロスプレイが魅力
一方、統合版(Bedrock Edition)はスマホ、Switch、PlayStation、Xbox、Windows 10/11など幅広い端末に対応しています。
こちらのサーバーアドレスも基本的にはIPアドレスとポート番号(例:play.example.com:19132)で構成されますが、使用するポート番号は「19132(UDP)」が基本です。
統合版の最大の魅力は、異なるデバイス間でも一緒に遊べるクロスプレイに対応している点です。
スマホのユーザーとSwitchのプレイヤーが同じワールドで遊べるのは、このバージョンならではの特徴です。
ただし、MODやプラグインの導入は原則できません。代わりに「アドオン」と呼ばれる簡易的な拡張が用意されています。
端末によって接続方法にも違いがあり、iOSやAndroidではIPとポートを直接入力できますが、SwitchやPlayStationではDNS設定を変更しないと外部サーバーに接続できない場合があります。
バージョン間の違いをまとめると…
Java版は拡張性とカスタマイズ性が魅力で、MODや複雑なサーバー機能を導入したい人向けです。
PCを使って本格的にサーバー運営をしたいなら、こちらがおすすめです。
統合版はクロスプレイ対応の利便性が強みで、スマホやSwitchなどから手軽にフレンドとマルチプレイしたい人に向いています。
サーバー構築の自由度こそ制限がありますが、アドオンやRealms、Aternosなどを活用すれば十分に楽しめます。
マイクラにおける「サーバーアドレス」の扱い方は、Java版と統合版で根本的に異なります。
接続できないトラブルの多くは、実はバージョンの違いを把握していないことが原因です。
まずは自分やフレンドがどちらのバージョンを使っているかをしっかり確認し、それに合った方法でサーバーを用意・接続することが、マルチプレイを楽しむ第一歩になります。
サーバーアドレスの確認・取得方法
サーバーに接続するには「サーバーアドレス」が必須ですが、「どこで確認すればいいの?」「どうやって共有するの?」という疑問を持つ方も多いと思います。
このセクションでは、よくある3つのケースごとに、サーバーアドレスの確認・取得方法を詳しく解説します。
自宅で立てたサーバーのアドレスを確認する場合
自分のパソコンでマインクラフトサーバーを立てた場合、サーバーアドレスは「あなたのパソコンのIPアドレス」になります。
まずはWindowsで「cmd(コマンドプロンプト)」を開き、「ipconfig」と入力してみましょう。
表示された情報の中に「IPv4アドレス」と書かれた項目があり、たとえば「192.168.0.10」のような数字が出てきます。
これが、同じWi-Fiに接続している友達に伝えるべきローカルIPアドレスです。
ただし、このままではインターネット越しに接続することはできません。
自宅サーバーを外部公開するには、ルーターで「ポート開放」を行い、グローバルIPアドレス(インターネット上の住所)を調べて共有する必要があります。
これは「IP確認」などで検索すればすぐに表示されます。
なお、グローバルIPはプロバイダにより定期的に変わる場合があるため、DDNSサービスを使うと安定して運用できます。
レンタルサーバーでサーバーを立てた場合
ConoHaやXserver、Aternosなどのレンタルサーバーでは、契約後にログインできる管理画面で「接続用アドレス」が表示されます。
このアドレスをプレイヤーに共有することで、誰でも簡単にアクセス可能になります。
Java版であればアドレス欄に貼り付けるだけでOK。
統合版の場合はポート番号が異なる場合があるので、明記されたものを正確に入力しましょう。
なお、Aternosでは共有用リンクを発行できるため、URLを送るだけで済む点も魅力です。
Realmsの場合はアドレスが不要?
RealmsはMojang公式が提供する月額制サーバーサービスで、サーバーアドレスの入力は一切不要です。
代わりに、オーナーがあなたのアカウントに「招待」を送り、あなたは一覧から選択して入室するだけで済みます。Java版・統合版それぞれ専用のRealmsが用意されています。
ただし、RealmsはMODやプラグインが使えないなどの制限があるため、本格的なカスタマイズをしたい人には物足りないかもしれません。
友達のサーバーに参加するにはどうする?
友達が立てたサーバーに参加する場合、その人からアドレス(IP+ポート)を教えてもらい、それを自分のマインクラフトに入力します。
Java版であればアドレス欄ひとつで済みますが、統合版ではアドレスとポートを分けて入力する必要があります。
SwitchやPS4など一部の端末では、外部サーバーへの接続に制限があり、DNS設定の変更など特殊な方法を使うことになる点に注意しましょう。
サーバーアドレスの確認方法は、サーバーの種類や利用環境によって大きく変わります。
自宅での運用はIPとポートの管理がカギとなり、レンタルサーバーでは管理画面をチェックすれば簡単です。
Realmsを使えば、招待制なので初心者でも迷うことはありません。
一番大切なのは、「どの環境で誰とどう遊びたいか」を明確にすること。
そのうえで、適切なサーバー形式とアドレスの取得方法を選ぶことで、マルチプレイの楽しさがぐっと広がります。
各デバイスごとの入力方法と注意点
マイクラのサーバーアドレスを入力する方法は、使用するデバイスによって細かく異なります。
ここではスマホ・PC・Switchなど、代表的な端末ごとの接続手順と注意点を紹介します。
スマートフォン(iOS / Android)
スマホからマインクラフト(統合版)でサーバーに参加するには、ホーム画面から「プレイ」→「サーバー」タブを選び、「サーバーを追加」ボタンをタップします。
そこにサーバー名、アドレス(IPまたはドメイン)、ポート番号(通常は19132)を入力します。
入力が完了したら「保存」し、一覧に表示されたサーバーを選んで参加できます。
スマホ版は自由にアドレスを入力できるため、初心者にも扱いやすいのが特徴です。
Windows 10 / 11(統合版)
Windows 10/11も統合版なので、操作はスマホとほぼ同じです。
「プレイ」→「サーバー」→「追加」から、任意のサーバーを手動で登録できます。
キーボードが使えるため、入力作業はスマホよりもスムーズです。
まれにファイアウォールやウイルス対策ソフトが通信を妨げて接続できないケースもあります。
その場合は一時的に例外設定を行うと接続できるようになります。
PC(Java版)
Java版では、起動後のメニュー画面で「マルチプレイ」→「サーバー追加」を選び、「サーバーアドレス」の入力欄に直接IPアドレス(またはドメイン)を入力します。
ポート番号が標準(25565)の場合は省略可能ですが、別ポートを使っている場合は「:ポート番号」の形式で指定しましょう(例:play.example.net:25570)。
Java版はアドレス入力の自由度が高く、ドメイン利用やMODサーバーへの接続など、柔軟な使い方ができます。
ただし、バージョン違いには注意が必要で、クライアントとサーバーのバージョンが一致していないと接続できません。
Nintendo Switch
Switchではマインクラフト公式で用意された「パブリックサーバー」には簡単に接続できますが、それ以外のサーバー(非公式・自作・Aternosなど)には通常の手順では直接接続できません。
これを回避するには、DNS設定を変更してプロキシ経由で接続する必要があります。
Switch本体の「インターネット設定」で使用中のWi-Fiを選び、「DNS設定」を「手動」に変更。プライマリDNSに「104.238.130.180」(例)などを入力します。
再起動後、マイクラを起動すると「ローカルネットワークにあるサーバー」に外部サーバーが表示されるようになります。
ただし、これは非公式な手法であり、動作保証があるわけではないため、あくまで自己責任で行うようにしましょう。
どのデバイスでも、「アドレスの入力ミス」や「ポート番号の誤入力」が最も多いトラブルの原因です。
特に全角文字や空白スペースが入っていると、見た目では分からなくても接続できないことがあります。
また、サーバー側が起動していなかったり、バージョンが異なっていたりすることも考えられるため、「接続できない=入力ミス」だけとは限りません。複数の原因を疑って対処しましょう。
よくあるトラブルと対処法
マインクラフトのサーバーに接続しようとした際、「なぜか入れない」「アドレスは合っているのに動かない」といったトラブルに直面することがあります。
トラブル①:サーバーに接続できない
もっとも頻発するのが、「サーバーに接続できませんでした」「サーバーが見つかりません」などのエラー。
これは入力ミス・ポート番号の間違い・ネットワーク設定の問題など、さまざまな要因が絡んでいます。
まずは、アドレスやポート番号を正しく入力しているかを再確認しましょう。
特に、コピー&ペーストしたときに空白が含まれていたり、全角になっていたりする場合は要注意です。
また、自宅サーバーを使っている場合は「ポート開放」ができていないと外部から接続できません。
レンタルサーバーの場合でも、契約が切れている・停止中になっていないかを確認しましょう。
トラブル②:バージョンが合っていない
Java版では、クライアント(自分)とサーバーのマイクラバージョンが一致していないと接続できません。
「Incompatible Version」や「Outdated Server」と表示されたらこのケースです。
サーバーが1.20.1で立っている場合、クライアントも同じバージョンに切り替える必要があります。
マインクラフトのランチャーで「起動構成」を作成し、目的のバージョンに設定して再起動すればOKです。
トラブル③:ファイアウォールやセキュリティソフトがブロックしている
Windowsの場合、ファイアウォールが通信を遮断していてサーバーに接続できないことがあります。
特に自宅でサーバーを立てている人は、起動時に「アクセスを許可しますか?」と表示されたときに「拒否」してしまうと、外部からの接続がブロックされてしまいます。
この場合は「コントロールパネル → システムとセキュリティ → Windows Defender ファイアウォール」から、許可アプリの一覧にマインクラフトとJavaを追加しましょう。
トラブル④:インターネット接続の不安定さ
「ラグがひどい」「突然切断される」といった症状が出る場合、通信環境の不安定さが原因の可能性があります。
特にモバイル回線やポケットWi-Fiを使っていると遅延が発生しやすくなります。
ルーターを再起動したり、有線接続に切り替えたりすることで改善するケースがあります。
また、時間帯によって回線が混み合うこともあるため、プレイ時間をずらすのもひとつの方法です。
トラブル⑤:SwitchやPSで外部サーバーに接続できない
SwitchやPSなどの家庭用ゲーム機は、公式のサーバーしか表示されない仕様になっているため、他のサーバーに自由に入ることはできません。
これを回避するには、DNSをカスタム設定するなどの方法が必要です。
ただし、こうした方法はあくまで非公式であり、動作を保証するものではありません。
セキュリティや安定性にも不安があるため、慎重に対応するようにしましょう。
サーバーに接続できないトラブルの多くは、入力ミス・設定不足・バージョン違いに起因しています。
一つひとつの可能性を丁寧に潰していけば、解決できるケースがほとんどです。
接続エラーが出たときは、慌てずに以下の点を順番に確認してみましょう。
- 入力したアドレス・ポート番号は正確か?
- サーバーは起動しているか?契約は有効か?
- バージョンや通信環境、ファイアウォールの設定に問題はないか?
それでも解決しない場合は、サーバー提供元のサポートや、利用しているレンタルサービスのFAQを確認するのがおすすめです。
まとめ|サーバーアドレスを理解すればマルチがもっと楽しくなる!
マインクラフトの魅力のひとつは、やはり友達や仲間と一緒に冒険や建築を楽しめる「マルチプレイ」です。
そして、その出発点になるのがサーバーアドレスの理解と正しい使い方です。
Java版と統合版では仕組みや接続方法が異なるため、まずは自分がどのバージョンを使っているのかを確認することが第一歩。
さらに、自宅で立てたサーバーなのか、レンタルサーバーを使っているのか、RealmsやSwitchなど公式環境なのかによって、アドレスの取得方法や入力方法も大きく変わってきます。
よくあるトラブルにも前もって対処できるようになれば、マルチプレイのハードルはぐっと下がります。
接続エラーに悩まされることなく、仲間と自由にワールドを共有できるようになれば、マインクラフトの楽しさは何倍にも広がるはずです。
「難しそう…」と感じる部分もあったかもしれませんが、一度しっかりと仕組みを理解してしまえば大丈夫。
あなたのマルチライフがもっと快適に、もっと楽しくなること間違いなしです!
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