FPSで勝つために大切なのは「エイム力」や「反応速度」だけではありません。
実は多くのプロゲーマーが口を揃えて重視しているのがマウスパッドです。
「机の上で動けば十分」と思われがちですが、実際にはマウスパッドによって滑りや止めやすさが変わり、精密なエイムや快適さに直結します。
どんなに高性能なゲーミングマウスを使っていても、パッドが合っていなければ本来の力を発揮できないのです。
本記事では、FPSにおけるマウスパッドの重要性から、プレイスタイルに合わせた選び方のポイント、そしてプロにも支持されるおすすめマウスパッド10選(2025年版)までを徹底解説します。
これからFPSを本格的に始めたい初心者はもちろん、さらなる勝率アップを目指す中級者・上級者にも役立つ内容になっています。
ぜひ参考にして、自分にぴったりの1枚を見つけてみてください。
- FPSにおいてマウスパッドが重要な理由が理解できる
- 素材(布・ハード・ハイブリッド)やサイズ、厚みなどの選び方がわかる
- プレイスタイル別に適したマウスパッドを知ることができる
- 2025年版のおすすめマウスパッド10選を比較できる
- 自分に合ったマウスパッドを選ぶことで勝率を上げる方法がわかる

今回の記事ではFPS向けおすすめゲーミングマウスパッドについてご紹介していくよ!
FPSでマウスパッドが重要な理由

FPS(First Person Shooter)は、わずかな操作の違いが勝敗を分けるシビアなジャンルです。
プレイヤーが敵を正確に狙う「エイム」や、瞬時に視点を切り替える「フリックショット」などの動作は、マウスの操作感に大きく依存しています。
そこで重要になるのがマウスパッドです。
一見すると「机の上でマウスが動けば十分」と思うかもしれません。
しかし実際には、マウスパッドの有無や種類によって操作の精度・快適さ・勝率が大きく変わるのです。
特にプロゲーマーや上位ランカーが必ずといっていいほど高品質なマウスパッドを使用しているのは、その効果が証明されているからです。
精密なエイムとトラッキング性能に直結する
FPSにおいて最も重要なスキルは「敵を正確に撃ち抜くこと」です。
マウスパッドの表面はセンサーが読み取りやすいように設計されており、マウスの動きがそのまま画面上に反映される正確さを確保してくれます。
机の表面がツルツルすぎたりザラザラしすぎたりすると、センサーがうまく動きを拾えず、照準がズレる原因になります。
とくに「ヘッドショット」を狙うようなミリ単位の操作を行うFPSでは、この差が大きなハンデとなるのです。
マウスの滑りや止めやすさを左右する
マウスパッドは「滑りの良さ」と「止めやすさ」のバランスで選ぶことが大切です。
例えば、AIMを素早く移動させたいプレイヤーは滑りが良いマウスパッドを好みます。
VALORANTやCS2でのフリックショットに向いているタイプです。
一方で、APEX Legendsのように敵を長く追い続ける「トラッキング重視」の場合や、繊細なリコイルコントロールを要求されるシーンでは、ピタッと止めやすいパッドが有利になります。
つまり、マウスパッドを変えるだけで「自分のプレイスタイルに最適化された操作感」を実現できるのです。
長時間プレイの快適性や疲労軽減にも関係
FPSは長時間プレイする人が多く、特にランクマッチや大会練習では数時間ぶっ通しでマウスを動かすことも珍しくありません。
机の上で直接マウスを操作すると、摩擦が強すぎたり、手首や腕に負担がかかりやすくなります。
適度なクッション性を持つマウスパッドを使えば、手首への衝撃が和らぎ、疲労を大幅に軽減できます。
さらにソフトタイプの大判マウスパッドなら、腕全体を大きく使ったエイムが可能になり、操作の自由度も高まります。
快適にプレイできる環境は集中力を保つ上でも欠かせません。
ゲーミングマウスの性能を最大限に引き出す
最新のゲーミングマウスは、2万DPIを超える高解像度センサーや低遅延のワイヤレス機能など、驚異的な性能を備えています。
しかし、その性能を正しく発揮させるためには、センサーが正確に動きを検知できる適切な表面(マウスパッド)が必要です。
実際、プロゲーマーやメーカーも「マウス単体」ではなく「マウス+マウスパッド」の組み合わせで最適化を推奨しています。
もし安価なマウスパッドや机の上で操作しているなら、せっかくのハイエンドマウスが宝の持ち腐れになる可能性があります。
FPS向けマウスパッドの選び方
FPSで勝つためには、マウス本体の性能だけでなく「マウスパッド」が非常に重要な役割を果たします。
操作の正確性、快適性、そして長時間のプレイに耐えられるかどうかまで、すべてマウスパッドの選び方に左右されるといっても過言ではありません。
特にFPSは「ミリ単位のエイム精度」が必要とされるジャンル。
プロゲーマーの多くが自分に合うマウスパッドを探し、何枚も試した上で最適な一枚を使っています。
逆に、間違ったパッドを選んでしまうと、滑りが悪くて思うように狙えなかったり、逆に止めたいところで止まらずに弾を外してしまうこともあります。
ここからは、失敗しないための選び方を詳しく解説します。
ハードタイプ vs ソフトタイプ|素材の違いを理解する
マウスパッドは大きく分けてハードタイプ(樹脂・プラスチック・ガラス系)とソフトタイプ(布製)に分かれます。
それぞれ特性が異なるため、プレイスタイルに合わせて選ぶ必要があります。
タイプ | 違い |
---|---|
ハードタイプ | 摩擦が少なく、とにかく「スピード重視」。VALORANTやCS2のように、素早く振り向いて正確に撃ち抜く「フリックショット」を多用するプレイヤーに向いています。耐久性も高く、表面が摩耗しにくいのも特徴。ただし止めづらく、精密エイムには慣れが必要です。また、机に近い硬さなので、手首への負担が気になる人もいます。 |
ソフトタイプ(布製) | FPSでは最も一般的で、止めやすさとコントロール性に優れます。滑りやすさも製品ごとに異なり、「スピード寄り布パッド」「コントロール寄り布パッド」など幅広く展開されています。プロゲーマーの使用率が最も高く、初心者から上級者まで扱いやすい万能型。唯一の弱点は摩耗や汚れですが、手入れをすれば長期間使えます。 |

初めてFPS用に選ぶなら「布製のソフトタイプ」がおすすめ。自分のプレイスタイルを見極めた上で、ハードタイプへの移行を検討すると良いでしょう。
サイズ選び|プレイスタイルで変わる「必要な広さ」
マウスパッドのサイズは、マウス感度(DPI・ゲーム内センシ)に大きく関係します。
タイプ | 違い |
---|---|
小型(25×20cm前後) | ノートPC用や省スペース環境向け。普段使いには便利ですが、FPSのローセンシプレイヤーには不向き。腕を大きく動かすスペースが足りないため、AIMが制限されます。 |
中型(35×30cm前後) | 最もポピュラーなサイズ。ミドルセンシ~ハイセンシプレイヤーに適しており、机のスペースも圧迫しにくい。家庭用でも扱いやすく、FPSをカジュアルに楽しむ人に人気です。 |
大型(45×40cm以上) | プロゲーマーやローセンシ派の必須アイテム。腕全体を大きく使ったスイープ操作ができ、精密なトラッキングエイムに強い。APEXやOverwatch 2のように敵を長時間追い続けるシーンで効果的です。 |

自分が「ローセンシ派かハイセンシ派か」を基準に、最適なサイズを選びましょう。
滑りやすさと止めやすさのバランス
マウスパッドの表面加工によって、操作感は大きく変わります。
ここを理解しておくと「自分に合った1枚」が見つかりやすくなります。
タイプ | 違い |
---|---|
スピード系 | 摩擦が少なく、軽い力でマウスを大きく動かせる。素早い視点移動やフリックショットが得意。VALORANTやCS2プレイヤー向け。 |
コントロール系 | 摩擦が強めで、マウスを止めやすい。ヘッドショット狙いやリコイル制御など、精密な操作を必要とするプレイヤー向け。 |
バランス系 | スピードとコントロールの中間。幅広いタイトルやプレイスタイルに対応できる万能型。初心者や「いろんなゲームをやる人」におすすめ。 |

ゲームごとに適性が違うため、VALORANTならコントロール寄り、APEXならスピード寄りを意識すると快適です。
厚みとクッション性
マウスパッドは厚みによって操作感が変わります。
タイプ | 違い |
---|---|
薄型(2〜3mm) | 机に近い感覚で、カチッとした硬い操作感。素早い反応を求める人におすすめ。ただし手首や腕の疲労は溜まりやすい。 |
厚型(4〜5mm) | クッション性が高く、長時間プレイでも疲れにくい。机の凹凸を吸収して安定感もアップ。ローセンシプレイヤーや長時間プレイヤーに人気。 |

FPSで数時間プレイするなら、厚めを選ぶと快適に遊べます。
耐久性とメンテナンス性
布製パッドは特に「手汗・皮脂・ホコリ」で劣化しやすいため、耐久性と手入れのしやすさも大事です。
- 縁がほつれにくいステッチ加工
- 撥水・防汚コーティング
- 裏面に強力な滑り止め
これらの機能を備えたモデルは長持ちし、清潔に保ちやすいです。
愛用者が多いSteelSeries QcKなどはコスパも良く、買い替えがしやすい点も魅力です。
ブランドと実績をチェック
迷ったときは、プロゲーマーや配信者が使っているブランドから選ぶのが安心です。
タイプ | 違い |
---|---|
Logicool(G640など) | FPS定番ブランド。安定した品質で人気。 |
Razer(Gigantus V2など) | 滑りと止めのバランスが良く、デザイン性も高い。 |
SteelSeries(QcKシリーズ) | 世界中で愛される超ロングセラー。初心者にも◎。 |
BenQ ZOWIE(G-SR-SEなど) | プロシーンで圧倒的シェア。大会公式でも採用実績あり。 |
ARTISAN(零・飛燕など) | 日本製ハイエンドブランド。精密さと独自の滑走感で世界的人気。 |

実績あるブランドを選べば失敗しにくく、FPS初心者にもおすすめです。
FPSにおすすめのマウスパッド10選
FPSにおけるマウスパッドは、単なるアクセサリーではなく、プレイヤーの操作感を決定づける大事なデバイスです。
ここでは、世界中のゲーマーやプロ選手に評価されている代表的なマウスパッドを10種類紹介します。
それぞれに個性があるので、あなたのプレイスタイルに合った一枚を見つけてください。
BenQ ZOWIE G-SR
項目 | 詳細 |
---|---|
材質 | 布製(ソフトタイプ) |
サイズ | 47x39cm |
厚さ | 3.5mm |
FPS大会での使用率が非常に高い、ZOWIEの王道布製マウスパッド。
表面はやや摩擦感が強めで、止めやすさに優れているのが特徴です。
ローセンシのプレイヤーが大きなスイープをするときも安定して狙え、特にヘッドショット精度を重視するプレイヤーに適しています。
VALORANTやCS2などのプロシーンでも定番の一枚です。

VALORANTやCS2で精密エイムを重視するプレイヤーにおすすめ!
BenQ ZOWIE G-SR-SE
項目 | 詳細 |
---|---|
材質 | 布製(ソフトタイプ) |
サイズ | 47x39cm |
厚さ | 3.5mm |
G-SRのバリエーションモデルで、よりスピード寄りの操作感を実現。
表面がなめらかで、マウスを素早く動かす際に引っかかりを感じにくい設計です。
フリックショットや大きな視点移動を多用する人に向いており、止めやすさとスピードのバランスを求めるなら最適な選択肢となります。

スピードと精度のバランスを求めるFPSゲーマーにおすすめ!
Artisan NINJA FX ゼロ
項目 | 詳細 |
---|---|
材質 | 布製(ソフトタイプ) |
サイズ | 47x42cm |
厚さ | 4mm |
日本製の高級ブランドArtisanのフラッグシップモデル。滑りと止めのバランスが絶妙で、FPSにおける理想的な布パッドと評価されています。
厚みや硬さを自由に選べるラインナップの豊富さも魅力で、初心者からプロまで幅広く愛用されている万能型です。
どのFPSをプレイしても安定したパフォーマンスを発揮します。

ジャンルを問わず幅広いFPSをプレイする人におすすめ。迷ったらこれ!
Artisan NINJA FX ヒエン
項目 | 詳細 |
---|---|
材質 | 布製(ソフトタイプ) |
サイズ | 50x49cm |
厚さ | 4mm |
ゼロに比べてよりスピード寄りの操作感を持つモデル。
表面はサラサラしており、摩擦が少なく軽快なマウス操作を実現します。
それでいて一定の止めやすさもあるため、スピードと精度を両立したいプレイヤーに人気です。
特にAPEXやOverwatch 2のように、激しい視点移動を必要とするゲームで力を発揮します。

APEXやOverwatch 2など、素早いエイム移動が必要な人!
SteelSeries QcK Heavy
項目 | 詳細 |
---|---|
材質 | 布製(ソフトタイプ) |
サイズ | 32x27cm |
厚さ | 6mm |
世界的に有名な「QcK」シリーズの中でも、厚み5mmの特厚モデルがQcK Heavyです。
クッション性が非常に高く、長時間のプレイでも手首や腕の疲労を軽減してくれます。
価格が比較的安価で、初めてのゲーミングマウスパッドにもおすすめ。
FPSをこれから本格的に始めたい人に最適な入門モデルです。

安定感を求めるローセンシ派や、初めて布製パッドを買う人におすすめ!
Razer Strider
項目 | 詳細 |
---|---|
材質 | 布製(ソフトタイプ) |
サイズ | 45x40cm |
厚さ | 3mm |
布とハードの良い部分を兼ね備えたハイブリッドタイプのマウスパッド。
柔軟性がありながら、布製よりも滑りが良く、布の止めやすさ+ハードのスピード感を両立しています。
さらに撥水加工が施されているため、手汗や飲み物にも強い耐久設計です。
1枚で幅広く対応できるので、ジャンルを問わず遊ぶオールラウンダーにおすすめ。

幅広いジャンルのゲームを遊ぶオールラウンダーにおすすめ!
Logicool G640
項目 | 詳細 |
---|---|
材質 | 布製(ソフトタイプ) |
サイズ | 20.2x40cm |
厚さ | 1mm |
Logicoolの代表的なモデルで、プロゲーマーの使用率も非常に高い布製マウスパッド。
摩擦感は中程度で、センサー精度を引き出すための最適化設計が施されています。
どのマウスとも相性が良く、FPS初心者から上級者まで安心して使える万能型。
迷ったらG640を選べば間違いないと言われるほど安定したモデルです。

どのFPSにも対応できる万能型を探している人におすすめ!
Corsair MM350 Champion Series
項目 | 詳細 |
---|---|
材質 | 布製(ソフトタイプ) |
サイズ | 45x40cm |
厚さ | 2mm |
eSports向けに設計された大型マウスパッド。
広々としたサイズ感で、ローセンシのスイープ操作を快適に行えるのが魅力です。
表面はなめらかで、フリックや大きなマウス移動が得意。
縁にはステッチ加工が施されているため、耐久性にも優れており、長期的に使いやすい設計です。
机全体を覆う大判サイズを探している人にもおすすめです。

ローセンシで大きなスイープ操作を多用するプレイヤーにおすすめ!
HyperX Fury S Pro
項目 | 詳細 |
---|---|
材質 | 布製(ソフトタイプ) |
サイズ | 45x40cm |
厚さ | 3~4mm |
コスパに優れた入門向け布製マウスパッド。
価格が安いながらも、表面はきめ細かく仕上げられており、滑りと止めのバランスが非常に良いです。
縁にはステッチ加工が施され、安価な製品にありがちな「ほつれ問題」にも強い仕様。
FPSをこれから始めたい初心者が最初に選ぶ1枚として最適です。

FPS初心者や、コストを抑えて性能を重視したい人におすすめ!
Skypad 3.0 Glass
項目 | 詳細 |
---|---|
材質 | ガラス製(ソフトタイプ) |
サイズ | 40x50cm |
厚さ | 1mm |
異色の存在ともいえるガラス製マウスパッド。
摩擦がほとんどなく、驚異的なスピード感を誇ります。
布やハードパッドでは味わえない独特の滑走感は、一度体験するとクセになるプレイヤーも多いです。
耐久性は半永久的で、摩耗知らずかつ水拭きで清掃可能。
ただし止めるのが非常に難しく、上級者向けの玄人モデルといえるでしょう。

とにかくスピードを追求したいハイセンシプレイヤーにおすすめ!
まとめ|自分に合ったマウスパッドでFPSの勝率を上げよう
FPSは、ほんのわずかな操作の違いが勝敗を左右するシビアなジャンルです。
マウスやキーボードといった主要デバイスに注目が集まりがちですが、実はマウスパッドこそが操作感を決定づける「土台」となっています。
布製・ハード製・ハイブリッド製といった素材の違いや、サイズ・厚み・摩擦の度合いによって、エイム精度や視点移動のしやすさが大きく変わるため、プレイヤーのプレイスタイルに最適な一枚を選ぶことが非常に重要です。
例えば、ヘッドショットを正確に狙いたいプレイヤーは止めやすさ重視の布パッドを選び、素早いフリックやスピード感を大切にするプレイヤーは滑りやすいスピード系を選ぶのがベストです。
さらに、長時間プレイする人はクッション性のある厚手のモデルを選べば疲労を軽減できます。
今回紹介したマウスパッドはいずれもFPSシーンで高く評価されているモデルばかりです。
重視 | 商品名 |
---|---|
安定感重視 | ZOWIE G-SR、Artisan Zero |
スピード重視 | Artisan Hien、Skypad 3.0 |
コスパ重視 | SteelSeries QcK Heavy、HyperX Fury S Pro |
万能型 | Logitech G640、Razer Strider |
このように、自分に合ったマウスパッドを選ぶことが、快適なプレイ環境を整え、ひいてはFPSの勝率を上げる近道になります。
まだ机の上で直接マウスを動かしている人や、適当なパッドを使っている人は、ぜひこの記事で紹介した中から試してみてください。
きっとエイムの安定感や操作の快適さに驚くはずです。
マウスパッドは小さな投資で大きな成果を生むデバイスです。
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