「エイムはいいのに、なんか操作がもたつく…」そんな悩み、キーボードで解決できるかもしれません。
VALORANTでは、正確なエイムと素早い操作が勝利のカギであり、プロ選手の使用率が高いキーボードには、反応速度や安定性など、勝つための理由があります。
本記事では、2025年最新のプロ使用率データを基に、VALORANTに最適なゲーミングキーボードを徹底解説します。
「なぜそのキーボードが選ばれているのか、そして自分に合った一台の見つけ方」がわかります!
- VALORANTに適したキーボード選びで重要なポイント
- ラピッドトリガー機能とは何か、そのメリット
- VALORANTで有利に戦うために選ぶべきキーボードの機能と性能

今回の記事では、VALORANTおすすめゲーミングキーボードをご紹介していくよ!
VALORANT向けキーボードの選び方
- キーボードの種類
- キーボードのサイズ
- 接続方式(有線接続/無線接続)
- 軸(キースイッチ)の種類
- オプションの機能
- 日本語配列か英語配列
キーボードの種類で選ぶ

VALORANTのような反射神経と正確な操作が求められるFPSゲームでは、キーボードの方式によってプレイの快適さや操作性が大きく変わってきます。
現在主流となっている3つの方式には「メンブレン方式」「パンタグラフ方式」「メカニカル方式」がありますが、それぞれに特性があり、VALORANTに対する適性も異なります。
キーボードの種類 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|
メンブレン方式 | ゴムドームを使った一般的なキーボード | オフィス、家庭用PCなど |
パンタグラフ方式 | ノートPCに多い。薄型で軽い | ノートPC、軽量キーボード |
メカニカル方式 | 1つ1つのキーに物理スイッチ | ゲーミング、プログラミング、タイピング好きに人気 |
メカニカル方式は一つ一つのキーに独立したスイッチが搭載されており、反応速度・耐久性・打鍵感のすべてにおいてゲーミングに特化した性能を持っています。中でも赤軸や銀軸といった軽くて反応の速いスイッチはVALORANTに非常に適しており、プロプレイヤーや上級者の多くが使用しています。また、軸の種類によって打鍵感や音の好みを選べるのも大きな魅力です。
素早いキー入力や正確なコマンド操作が求められるVALORANTにおいて、メカニカル方式はまさに最適な選択肢と言えるでしょう。反応の遅れや誤入力のリスクが少なく、快適な操作を実現できるメカニカル方式のキーボードを選ぶのが最も理想的です。

VALORANTを本気で楽しみたいのであればメカニカルキーボード(ゲーミングキーボード)を選ぶのが最適!
キーボードのサイズで選ぶ

サイズ | キー数 | 特徴・用途 |
---|---|---|
フルサイズ(100%) | 約104キー | テンキー付き。事務作業や数字入力に最適 |
テンキーレス(80%) | 約87キー | テンキーなし。省スペースでゲームや一般用途に◎ |
ミニサイズ(60%) | 約61キー | 矢印キーやFキー、ナビゲーションキーをカット。ミニマル派に人気 |
VALORANTをプレイするうえで、キーボードのサイズ選びは非常に重要なポイントです。
一般的なフルサイズキーボードは、テンキーやファンクションキーを含めたすべてのキーが搭載されており、事務作業やタイピングには適しています。
しかし、VALORANTではマウスを大きく動かす「ローセンシ」プレイヤーが多いため、右手のスペースが狭くなってしまうという欠点があります。
その点で、テンキーレス(TKL)キーボードはVALORANTにおいて理想的なバランスを提供します。テンキーが省略されることで本体サイズがコンパクトになり、右側に十分なマウススペースが確保されるため、マウスを自由に動かしやすくなります。
さらに、ほとんどの操作が左手側のキーだけで完結するVALORANTでは、テンキーの存在自体が不要であることも、TKLの人気を支える理由の一つです。
このように、ゲーミングキーボードを選ぶ際には、必要最小限のキー数で操作性とマウスの可動域を確保できるサイズを選ぶことが理想です。
プレイスタイルや好みにもよりますが、テンキーレスや60%キーボードは、パフォーマンスを最大化するための有力な選択肢となるでしょう。

テンキーレスや60%キーボードのようなミニマルなサイズがおすすめ!
接続方式(有線接続/無線接続)で選ぶ

VALORANTのような競技性の高いFPSゲームにおいては、キーボードの接続方式もパフォーマンスに直結する重要な要素です。
接続タイプ | メリット | 向いている人 |
---|---|---|
有線接続 | リアルタイム性が必要なゲームや高速タイピングに最適 | ゲーマー全般(特にFPS) |
無線接続 | ケーブル不要で非常にミニマル | ミニマルなゲーム環境が欲しい人や外出先・eSportsカフェ等で使いたい人 |
まず、有線接続のキーボードはUSBケーブルでPCと直接つながっており、遅延が非常に少ないという点が大きな強みです。VALORANTでは、わずかな反応の遅れが勝敗を分けるため、プロや上級プレイヤーの多くが有線キーボードを選びます。さらに、電池切れの心配がなく、接続が安定しているため、大会やランク戦などの重要な場面でも安心して使用できます。
一方で、最近の無線キーボードは技術の進化により、「遅延ゼロ」に近い超低遅延モデルも登場してきました。特に2.4GHz帯の専用レシーバーを使うゲーミングモデルでは、ほとんどのプレイヤーが遅延を感じないレベルまで進化しています。また、無線接続はケーブルの煩わしさがなく、デスク周りがスッキリするため、見た目や可搬性を重視するプレイヤーには人気があります。
結論として、VALORANTのプレイに最も安心な接続方式は、安定性と遅延のなさに優れた有線接続タイプです。
ただし、最近の高性能無線ゲーミングキーボードであれば、有線と遜色ない性能を発揮できるため、自分のプレイ環境や好みに応じて選ぶのがベストです。勝利に直結する操作レスポンスを重視するなら、確実性の高い接続方式を選ぶことが重要です。

安定性と遅延のなさに優れた有線接続タイプが一番安心!
軸(キースイッチ)の種類で選ぶ
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VALORANTをプレイするうえで、キーボードの軸、つまりキースイッチの種類を理解して選ぶことは非常に重要です。
メカニカルキーボードの軸にはさまざまな種類がありますが、特にFPS用途で人気なのは赤軸・銀軸・茶軸などです。
VALORANTに最も適しているとされるのが「銀軸(スピード軸)」です。銀軸は非常に浅い位置でキー入力が反応する「アクチュエーションポイント」が特徴で、キーを深く押し込まなくても入力が認識されます。
そのため、入力速度が圧倒的に速く、撃ち合いやスキル使用の反応がシビアなVALORANTでは大きなアドバンテージになります。実際、プロゲーマーの中でも銀軸を愛用しているプレイヤーは少なくありません。
重視すべき軸の特徴は、反応速度・軽さ・打鍵の滑らかさです。その観点から言えば、最も反応が速くプロ向けの「銀軸」、扱いやすく万能な「赤軸」が特に推奨されます。
キーボード選びで迷ったときは、自分の指の力や入力スピード、そしてVALORANTにおける自分の役割(デュエリスト・サポートなど)も参考にしながら、自分に合った軸を選ぶと良いでしょう。

軸(キースイッチ)によって反応速度や軽さ、打鍵感が変わる!
オプションの機能で選ぶ

アンチゴーストやNキーロールオーバーといった入力機能は、FPSゲームでは非常に重宝されます。
VALORANTでは複数のキーを同時に素早く押すことが多いため、これらの機能によって入力漏れを防ぎ、確実にすべての操作が反映されることが勝敗に直結します。
たとえばジャンプピークやスキルと移動を組み合わせた動きなど、瞬間的な操作精度が問われる場面で、こうした入力の安定性は大きな強みになります。
オンボードメモリを搭載しているキーボードであれば、自分が設定したキー割り当てやライティング、マクロ設定を本体に保存できるため、PCを変えてもすぐに自分の環境を再現できます。外出先やネットカフェ等でのプレイがある場合にも便利で、プロやストリーマーにとっては重要な機能のひとつです。
このように、VALORANTのプレイに適した製品を選ぶには、単なる打鍵感だけでなく、入力の信頼性を高める機能や、プレイ環境を安定させるサポート機能にも目を向けることが大切です。特に競技レベルでプレイを目指す場合には、これらのオプション機能が勝率に影響を与える隠れた武器になることもあるのです。
日本語配列か英語配列で選ぶ

キーボードの「日本語配列」と「英語配列」のどちらを選ぶかは、意外にもパフォーマンスや快適さに影響を与える重要な要素です。
英語配列の特徴は、キーの数が少なく、配列がコンパクトであることです。特にスペースキーが長く、周辺のキー配置も左右対称に近いため、操作時の違和感が少なく、指の移動もスムーズになります。VALORANTでは、スキルや移動、しゃがみ、ジャンプといった多彩なアクションを片手でさばく必要があるため、キーのレイアウトがシンプルであればあるほど、操作の最適化が図れるのです。
一方、日本語配列は、変換キーや無変換キー、全角・半角キーなど、日本語入力に特化したキーが多く配置されており、その分キーの数が増えています。このことで、スペースキーが短くなり、周囲のキー配置がやや窮屈になる傾向があります。
日常的に文字入力も多い人や初心者の場合は、日本語配列でも問題ありません。最終的には、使いやすさと慣れを考慮し、自分のプレイスタイルや目的に合わせて選ぶのが理想です。
VALORANTに適したキーボードの特徴

VALORANTに適したキーボードを選ぶ際は、まず「ラピッドトリガー機能」が搭載されているかが非常に重要です。
ラピッドトリガー機能とは、キーを完全に押し切らなくても、わずかな入力でキーオン・オフが即座に切り替わる機能で、VALORANTにおいて重要な「ストッピング」操作がより正確かつ素早く行えるようになります。このおかげで、射撃精度が格段に向上し、敵との撃ち合いで勝てる可能性が高まります。
特にプロや上級者の間ではこの機能が事実上の標準となっており、本気でVALORANTをプレイするならぜひ取り入れたいポイントです。
ただし、こうしたキーボードは高性能なぶん価格も高く、ラピッドトリガー対応のハイエンドモデルでは3万円を超えることも珍しくありません。
また、ゲーミング向けに設計されたテンキーレスや60%キーボードなどは、キーの数が少なく普段の作業にはやや不向きな場合もあります。さらに、初期設定が必要なモデルや、打鍵音が大きめのスイッチを搭載した製品もあり、日常的な利用には注意が必要です。
結論として、VALORANTで少しでも有利に戦いたいなら、反応速度が速く、ラピッドトリガーや可変アクチュエーションといった機能を備えたキーボードを選ぶのがベストです。やや価格が高く、設定に手間がかかることもありますが、性能面ではそれを補って余りあるメリットがあります。
VALORANTおすすめキーボード
Wooting 60HE+
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | Wooting |
ラピッドトリガー機能 | 対応 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(調節可能) |
キースイッチ | Lekker L60 |
Razer Huntsman V3 PRO
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | Razer |
ラピッドトリガー機能 | 対応 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(調節可能) |
キースイッチ | 第2世代Razer™アナログオプティカルスイッチ |

商品名 | サイズ |
---|---|
Razer Huntsman V3 PRO | フルサイズ(100%) |
Razer Huntsman V3 PRO TKL | テンキーレス(80%) |
Razer Huntsman V3 PRO MINI | ミニサイズ(60%) |
Razer Huntsman V3 PRO
Razer Huntsman V3 PRO TKL
- ブラック
- ホワイト

Razer Huntsman V3 PRO MINI
- ブラック
- ホワイト

SteelSeries Apex PRO
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | SteelSeries |
ラピッドトリガー機能 | 対応 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(調節可能) |
キースイッチ | OmniPoint 3.0調整可能ハイパーマグネティックスイッチ(アナログホール効果磁気センサー) |
商品名 | サイズ |
---|---|
SteelSeries Apex PRO | フルサイズ(100%) |
SteelSeries Apex PRO TKL | テンキーレス(80%) |
SteelSeries Apex PRO MINI | ミニサイズ(60%) |
SteelSeries Apex PRO
SteelSeries Apex PRO TKL
- ブラック
- ホワイト

SteelSeries Apex PRO MINI
REALFORCE GX1
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | 東プレ |
ラピッドトリガー機能 | 対応 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~3.0mm(調節可能) |
キースイッチ | OmniPoint 3.0調整可能ハイパーマグネティックスイッチ(アナログホール効果磁気センサー) |
CORSAIR K70 PRO
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | CORSAIR |
ラピッドトリガー機能 | 対応 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(調節可能) |
キースイッチ | CORSAIR MGX V2 |
ZENAIM KEYBOARD
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | 株式会社東海理化 |
ラピッドトリガー機能 | 対応 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~1.8mm(調節可能) |
キースイッチ | 無接点磁気検知方式 |
DrunkDeer G65
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | DrunkDeer |
ラピッドトリガー機能 | 対応 |
アクチュエーションポイント | 0.2mm~3.8mm(調節可能) |
キースイッチ | 磁気スイッチ |
ASUS ROG Falchion Ace HFX
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | ASUS |
ラピッドトリガー機能 | 対応 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(調節可能) |
キースイッチ | ROG HFX磁気式キースイッチ |
Logicool G PRO X RAPID
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | Logicool |
ラピッドトリガー機能 | 対応 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(調節可能) |
キースイッチ | 磁気式アナログスイッチ |
Logicool G913
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | Logicool |
ラピッドトリガー機能 | 非対応 |
アクチュエーションポイント | 1.5mm |
キースイッチ | 薄型クリッキー・薄型タクタイル・薄型リニア |
プロゲーマーが使用するキーボード
キーボード使用率
※日本国内で活躍するプロゲーマー47名のデータを基にした割合
キーボード名 | 使用率 |
---|---|
Wooting 60HE | 59.6% |
Razer Huntsman V3 Pro Mini | 10.6% |
ZENAIM KEYBOARD | 6.4% |
SteelSeries Apex Pro TKL | 6.4% |
SteelSeries Apex Pro Mini | 4.3% |
REALFORCE GX1 | 4.3% |
Wooting 80HE | 2.1% |
Razer Huntsman V3 Pro | 2.1% |
Taurus K320 TKL | 2.1% |
Logicool G913 TKL | 2.1% |
Logicool G713 | 2.1% |
Logicool G PRO X G-PKB-002 | 2.1% |
まとめ
VALORANT向けのキーボード選びでは、「キーボードの種類」「キーボードのサイズ」「接続方式(有線接続/無線接続)」「軸(キースイッチ)の種類」「オプションの機能」「日本語配列か英語配列」が重要ポイントです。
素早く正確な操作が求められるVALORANTでは、これらの条件を満たしたゲーミングキーボードを選ぶことで、パフォーマンスを最大限に引き出せます。
VALORANTに適したキーボードとして「ラピッドトリガー」機能を備えたゲーミングキーボードがおすすめです。
キーを浅く押すだけで反応するこの機能により、ストッピングや射撃精度が大幅に向上し、撃ち合いでも有利に立ち回れます。
プロにも標準装備されつつある一方で、価格はやや高めで日常使いには向かない点もありますが、それでも勝ちを狙うなら導入の価値は十分にあります。
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