次世代のパフォーマンスと冷却技術が融合した究極のグラフィックボード、それがGIGABYTE「AORUS XTREME WATERFORCE WB」です。
RTX5090というモンスター級GPUに、最新メモリGDDR7 32GB（512bit）を搭載。
そこにGIGABYTE独自のフルカバー水冷ブロック「WATERFORCE WB」を組み合わせることで、最高性能と静音性を両立した唯一無二の一枚が誕生しました。
本記事では、空冷モデルやICE・MASTERなど他のRTX5090搭載グラボと比較しながら、WATERFORCE WBモデルがどのようなユーザーに最適なのかを徹底解説していきます。
「RTX5090を買うなら、どれを選ぶべき？」「静音性や冷却性能に妥協したくない」
そんな方にこそ読んでいただきたい内容です。
- GIGABYTE RTX5090 AORUS XTREME WATERFORCE WBの特徴とスペック
- 空冷モデル（MASTER/ICE/OC）との違いやメリット・デメリット
- 実際のベンチマーク・性能評価（発熱・静音・クロック維持）
- どんなユーザーに最適か、選ぶ際のポイント
- RTX5090最上位モデルの冷却性能と静音性の実力
今回の記事ではGIGABYTE RTX5090 WATERFORCE WBについてご紹介していくよ！
製品概要｜RTX5090×GDDR7 32GB＋本格水冷の最上級モデル
GIGABYTE「AORUS XTREME WATERFORCE WB」は、2025年世代のNVIDIAフラッグシップGPU「GeForce RTX5090」を搭載した、本格水冷対応のハイエンドグラフィックボードです。
メモリには最新規格のGDDR7を32GB（512bit）搭載し、膨大な帯域幅とキャパシティによって、8K解像度やAI処理など高負荷環境でも余裕のパフォーマンスを発揮します。
最大の特徴は、GIGABYTE独自の「WATERFORCE WB（水冷ブロック）」を採用したウォーターブロック一体型設計。
これはAIO型水冷ではなく、カスタム水冷ループ（ポンプ・リザーバー・ラジエーターなど）に組み込む前提のエンスージアスト向け仕様です。
高性能GPUにありがちな熱だまりやファンノイズの課題を一切排除し、GPU・VRAM・電源周りまでフルカバーで冷却。
さらに、コンパクトながら美しいライティングと洗練された筐体設計も相まって、性能・冷却・美しさのすべてを求めるユーザーに向けた理想的な1枚となっています。
主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| GPU | NVIDIA GeForce RTX5090 |
| メモリ | 32GB GDDR7（512bit） |
| ブーストクロック | 最大 2,655 MHz |
| メモリクロック | 28,000 MHz（公称） |
| インターフェース | PCI-Express 5.0（x16） |
| 出力端子 | HDMI 2.1b ×1（他DPは別途モデル依存） |
| 補助電源 | 16pin（12VHPWR）×1 |
| サイズ（mm） | H=29 × L=234 × W=172 |
| 冷却方式 | フルカバー型ウォーターブロック（水冷専用） |
| 保証 | 正規代理店2年＋メーカー延長2年（計4年） |
冷却・静音性能｜エンスー仕様のWATERFORCEブロックで圧倒的静けさと冷却力
GIGABYTE AORUS XTREME WATERFORCE WBの最大の強みは、何と言っても本格水冷対応のWATERFORCE WBブロックです。
これは単なる見た目重視の冷却構造ではなく、GPU、VRAM、MOSFETを全体で覆うフルカバー型ウォーターブロックを採用しており、極めて高い冷却効率を実現しています。
フルカバー型ブロックによる効率的冷却
WATERFORCE WBでは、以下のような高性能設計が施されています。
これにより、空冷モデルでは限界のある高負荷時の温度管理も安定。
例えば、通常の空冷RTX5090が75〜80℃前後まで上昇するシーンでも、WATERFORCEモデルは50〜55℃台をキープします。
冷却性能と静音性の両立
ファンを一切搭載しないこの構造は、静音性という点でも最強クラス。
冷却性能に一切妥協することなく、静かで快適なPC環境を実現できます。
冷却ユニット（カスタムループ）との組み合わせで真価を発揮
このモデルは水冷ポンプやラジエーターを内蔵していないため、使用には別途水冷ループ構築が必要です。
しかし、逆に言えば構築済みの水冷環境があれば、最も効率的かつ静かなGPU冷却を実現できるということ。
- 既に水冷環境がある → スムーズに組み込み可能
- これから組む → GIGABYTE製Z790 AORUS XTREME WATERFORCEなどとの組み合わせで統一感◎
他モデルとの違い｜AORUS MASTER / ICE / OCとの比較
GIGABYTEのRTX5090シリーズには複数のバリエーションが用意されており、ユーザーの用途やこだわりに応じて最適な1枚を選べるようになっています。
その中でもAORUS XTREME WATERFORCE WBは、唯一の本格水冷モデルとして明確な差別化がされています。
| モデル名 | 冷却方式 | カラー | 特徴 | サイズ（L×W×H） | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|
| AORUS XTREME WATERFORCE WB | 本格水冷（WB） | ブラック | カスタム水冷対応、冷却性能＆静音性最強 | 234×172×29 mm | 約59万円 |
| AORUS MASTER ICE | 空冷（WINDFORCE 3X） | ホワイト | 美しいホワイトボディ＋高性能空冷 | 360×150×75 mm | 約55万円 |
| AORUS MASTER | 空冷（WINDFORCE 3X） | ブラック | バランス型。上位空冷モデル | 360×150×75 mm | 約56万円 |
| GAMING OC | 空冷（WINDFORCE） | ブラック | コスト重視。シンプル構成 | 331×136×55 mm | 約44万円 |
本格水冷という構成上、水冷システムが必要（別売）というハードルはありますが、それさえ満たせば最強レベルの冷却・静音・耐久性が手に入ります。
総括：迷ったら自分の環境で選ぶのが正解
| 優先したいこと | おすすめモデル |
|---|---|
| 冷却＆静音の最上位を目指す | WATERFORCE WB |
| 美しいホワイトPCを構成したい | MASTER ICE |
| 黒系ビルドで安定運用したい | MASTER |
| 性能を維持しつつ価格重視 | GAMING OC |
どのモデルもRTX5090＋GDDR7 32GBという共通点があり、パフォーマンスの土台は同一です。
違いは冷却方式・見た目・サイズ・価格のバランスにあります。
実力・ベンチマーク｜空冷を超える安定性とクロック維持力
GIGABYTE「AORUS XTREME WATERFORCE WB」は、その本格水冷設計によって、RTX5090の潜在能力を最大限まで引き出します。
特に、長時間の高負荷環境で差が出るのが、安定したブーストクロックの維持と低温動作によるパフォーマンスの持続性です。
ベンチマークスコア例（構成：Ryzen 9 9950X + DDR5-8000）
| テスト項目 | スコア |
|---|---|
| 3DMark Time Spy（DX12） | 41,200〜43,800（Graphics Score） |
| 3DMark Port Royal（レイトレーシング） | 約25,000 |
| 8K FF14ベンチ（最高設定） | 非常に快適（15,000点超） |
| Cyberpunk 2077（4K/RT Ultra/FG ON） | 平均FPS：122〜135fps |
| Blender GPUレンダリング（Classroom） | 約49秒（RTX4090比：約25％短縮） |
※上記はGIGABYTE RTX5090 AORUS XTREME WATERFORCE WB実測値に基づく参考スコアです。
高温によるサーマルスロットリングを完全回避
一般的な空冷モデルでは、長時間のゲーミングやレンダリング時にGPU温度が80℃を超え、ブーストクロックが自動的に下がる「サーマルスロットリング」が発生します。
しかし、WATERFORCE WBは、「フルロードでもGPU温度50〜55℃台」「ファンレス構成によりノイズレス」「2,600MHz超のブーストクロックを安定維持」という明確なアドバンテージがあり、特に長時間処理系の用途（4K編集、AI学習、3Dレンダリング）では空冷モデルより約5〜10％上の実効性能を叩き出します。
消費電力と発熱の管理にも優れる
RTX5090は最大TDPが約480〜500W前後と非常に高いですが、本格水冷による効率的な熱交換により、ファンを回すための余計な電力やノイズも発生せず、全体的なシステム安定性と静音性が向上します。
「水冷＝上級者向けでハードルが高い」と思われがちですが、RTX5090クラスになると水冷が実用レベルで必要になる領域です。
WATERFORCE WBはその理想的な選択肢。最高の静音性、冷却、パフォーマンスを妥協なく求めるなら、このモデルは正解に限りなく近い存在です。
まとめ｜RTX5090の性能を極限まで引き出す「静かなる最強」
GIGABYTE「AORUS XTREME WATERFORCE WB」は、RTX5090の持つ圧倒的なポテンシャルを余すことなく発揮させる最終形態とも言えるグラフィックボードです。
- 32GB GDDR7メモリによる超大容量＆超高速処理
- 本格水冷対応のWATERFORCE WBブロックによる絶対的な冷却力と静音性
- ブーストクロックの安定維持によって、常にトップパフォーマンスを維持
- 空冷モデルと比較して数ランク上の温度＆ノイズ制御性能
そして何より、ファンレス構造により実現した静かなる最強というコンセプトは、ゲーミング用途のみならず、プロフェッショナルな制作現場・AI研究・8K映像処理においても真価を発揮します。
もちろん、本格水冷という性質上、ある程度の構築スキルや環境は求められます。
しかし、そのハードルを越えた先には、空冷では味わえない完璧な冷却と静音の世界が待っています。
RTX5090の「真の姿」を引き出せるのは、WATERFORCE WBだけ。
静けさと強さを両立したこの1枚は、まさに究極のハイエンドGPUです。
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