リズムゲーム「osu!」は、単なる反射神経だけでなく、正確かつ素早いキーボード入力がスコアを大きく左右するゲームです。
どんなに練習を積んでも、使用しているキーボードの性能や自分の好みの打鍵感でなければ、思うようなプレイは難しくなります。
特に高難度の譜面になるほど、高精度なキーボードが求められ、世界トッププレイヤーたちはこだわり抜いたゲーミングキーボードを選んでいます。
この記事では、OSU!に最適なキーボードの選び方から、トップランカーが愛用する人気モデルの特徴まで詳しく解説。
自分にぴったりのキーボードを見つけて、スコアアップを目指しましょう!
- OSU!に最適なゲーミングキーボードの選び方のポイント
- トッププレイヤーが実際に使っているキーボードとその理由
- おすすめゲーミングキーボード5選の紹介
Osu!に最適なラピッドトリガーキーボードの選び方とは?
Osu!は高い反応速度と正確なキー入力が求められるリズムゲームです。
そのため、使用するキーボードの性能や打鍵感がスコアに直結すると言っても過言ではありません。
ここでは、Osu!プレイヤーにとって最適なキーボードの選び方を、初心者から上級者まで分かりやすく解説します。
キーの反応速度(応答性)をチェックしよう
Osu!は素早いタイミング入力が求められるため、低レイテンシーで反応の速いキースイッチを選ぶのがポイント。
特に、現在主流となっている「ラピッドトリガー」対応のキースイッチは、応答速度に優れ、アクチュエーションポイントの調整や、キー入力のオン/オフ感度の変更などが可能です。
これらは他のキーボードにはない機能であり、ゲームを有利に進めるために欠かせない要素となっています。
キーボードの耐久性と品質も重要!長く使えるモデルを選ぼう
長時間のプレイやハードな連打が多いOsu!では、高耐久な磁気スイッチが望ましいです。Kailh、Gateronなどの信頼性の高いスイッチを選びましょう。
磁気スイッチは非接点型のスイッチであるため、チャタリングが起きにくく、非常に高い耐久性を誇ります。
- 信頼できるメーカーなのか?
- 打鍵可能回数は?
- 評判は?
キーの打鍵重量は操作性に直結!用途に合った重さを選ぼう
キーの打鍵重量(押下圧)は、キーボードの操作性を大きく左右する重要な要素です。
軽すぎると誤入力が増えやすくなり、重すぎると長時間のプレイで指が疲れやすくなるため、用途に合わせた選び方が求められます。
自分に合った打鍵重量を選ぶことで、快適性やパフォーマンスが大きく向上します。
キーボード選びの際は、見た目や機能だけでなく、打鍵重量にもぜひ注目してみてください。
おすすめ
スイッチ名 | 製造元 | アクチュエーションポイント | 押し始め重量 | 底打ち重量 | 耐久性 |
---|---|---|---|---|---|
Gateron Nebula | Gateron | 0.1mm~3.8mm(調整可能) | 約40 cN | 約60 cN | 約1億回 |
Lekker Linear60 V2 | Wooting | 0.1mm~4.0mm(調整可能) | 約35 cN | 約55 cN | 約1億回 |
OmniPoint 3.0 | SteelSeries | 0.1mm~4.0mm(調整可能) | 約35 cN | 約55 cN | 約1億回 |
TTC Hall Effect V2 | TTC | 0.2mm~3.8mm(調整可能) | 約45 cN | 約60 cN | 約1億回 |
DrunkDeer Magnetic Switch | DrunkDeer | 0.2mm~3.8mm(調整可能) | 約45 cN | 約60 cN | 約1億回 |
Epomaker Hall Effect | Epomaker | 0.1mm~3.8mm(調整可能) | 約45 cN | 約60 cN | 約1億回 |
Keychron Hall Effect | Keychron | 0.1mm~3.8mm(調整可能) | 約45 cN | 約60 cN | 約1億回 |
Lemokey Hall Effect | Lemokey | 0.1mm~3.8mm(調整可能) | 約45 cN | 約60 cN | 約1億回 |
Glorious Hall Effect | Glorious | 0.1mm~3.8mm(調整可能) | 約45 cN | 約60 cN | 約1億回 |
MelGeek Magnetic Switch | MelGeek | 0.1mm~3.8mm(調整可能) | 約45 cN | 約60 cN | 約1億回 |
NuPhy Hall Effect | NuPhy | 0.1mm~3.8mm(調整可能) | 約45 cN | 約60 cN | 約1億回 |
ほかにも多くの種類のキースイッチが販売されていますので、興味があれば検索してみてください。

キースイッチにはこんなにたくさんの種類があるのかぁ
上級者が実際に使っているキーボードはこれ!おすすめキーボード4選
プロゲーマーやタイピング上級者が使用しているキーボードには、操作性・反応速度・耐久性といったあらゆる面で妥協のないこだわりが詰まっています。
実際に上級者が愛用しているキーボードの中から、特に評価の高い4つのモデルを厳選してご紹介します。
ゲームプレイの精度を高めたい方や、快適なタイピング環境を求めている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Wooting 60he+
Wooting 60HE+ は、0.1mm単位でアクチュエーションポイントを調整できるため、プレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。
また、ガスケットマウント構造により、打鍵感と音質が向上しています。Wootilityソフトウェアを使用することで、キー割り当てやRGBライティングのカスタマイズも容易に行えます。
さらに、Wooting 60HE+ は、8,000HzのUSBポーリングレートにより、0.125msという超低遅延を実現しています。
これにより、迅速な入力が求められるゲームプレイにおいても優れたパフォーマンスを発揮します。
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
キーボードサイズ | 60%(61キー) |
配列 | ANSI US配列 |
スイッチ | Lekker Linear60(磁気式ホールエフェクトスイッチ) |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(0.1mm単位で調整可能) |
ラピッドトリガー | 対応(キーの押下・離脱を即座に検知) |
入力遅延 | 0.125ms(8,000Hz USBポーリングレート) |
キーキャップ | PBT製、ダブルショット成形 |
マウント方式 | ガスケットマウント |
ケース素材 | プラスチック(アルミニウムケースはオプション) |
RGBライティング | 対応(各キーごとにカスタマイズ可能) |
ソフトウェア | Wootility(キー割り当て、アクチュエーション調整、RGB設定など) |
対応OS | Windows、macOS、Linux |
接続方式 | USB Type-C(着脱可能) |
重量 | 約605g |
価格(参考) | 約¥29,200(税込+送料込み)(公式サイト) |
Wooting 80he
Wooting 80HE は、アナログ入力対応のラピッドトリガー機能を備えたゲーミングキーボードで、多くのプレイヤーに高く評価されています。
0.1mm単位でアクチュエーションポイントを調整できるため、プレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。
また、ガスケットマウント構造により、打鍵感と音質が向上しています。
Wootilityソフトウェアを使用することで、キー割り当てやRGBライティングのカスタマイズも容易に行えます。
さらに、Wooting 80HE は、8,000HzのUSBポーリングレートにより、0.125msという超低遅延を実現しています。
これにより、迅速な入力が求められるゲームプレイにおいても優れたパフォーマンスを発揮します。
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
キーボードサイズ | 80%(テンキーレス、Fキー・矢印キー・Deleteキーなどを搭載) |
配列 | ANSI US配列 / JIS日本語配列(モデルにより異なる) |
スイッチ | Lekker Linear60 V2(磁気式ホールエフェクトスイッチ) |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(0.1mm単位で調整可能) |
ラピッドトリガー | 対応(キーの押下・離脱を即座に検知) |
入力遅延 | 0.125ms(8,000Hz USBポーリングレート) |
キーキャップ | PBT製、ダブルショット成形 |
マウント方式 | ガスケットマウント |
ケース素材 | プラスチック(ABS)または亜鉛合金(Zinc Alloy) |
RGBライティング | 対応(各キーごとにカスタマイズ可能) |
LEDバー | 対応(プロファイル表示、システムモニタリングなど) |
ソフトウェア | Wootility(キー割り当て、アクチュエーション調整、RGB設定など) |
対応OS | Windows、macOS、Linux |
接続方式 | USB Type-C(着脱可能) |
重量 | 約605g(ケース素材により異なる) |
価格(参考) | 約32,800円(税込+送料込み)(公式サイト) |
- Mrekk
- Ninerik
Drunkdeer A75
DrunkDeer A75は、調整可能なアクチュエーションポイントとラピッドトリガー機能を備えた75%サイズのゲーミングキーボードです。
カスタマイズ性と高速応答性を兼ね備えています。
過去PPレコード(1700PP)を取ったAkolibed選手も使用しているキーボードです。
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
キーボードサイズ | 75%(82キー、テンキーレス) |
配列 | ANSI / ISO(モデルにより異なる) |
スイッチ | 磁気式ホールエフェクトスイッチ(調整可能) |
アクチュエーションポイント | 0.2mm~3.8mm(0.1mm単位で調整可能) |
ラピッドトリガー | 対応(感度範囲:0.1mm~3.6mm、0.1mm単位で調整可能) |
入力遅延 | 非公開(高速応答) |
キーキャップ | ABS製(PBT製オプションあり) |
マウント方式 | ガスケットマウント |
ケース素材 | プラスチック(アルミニウムケースはオプション) |
RGBライティング | 対応(18種類の照明効果、10段階の明るさ調整) |
ソフトウェア | 専用Webドライバー(キー割り当て、アクチュエーション調整、RGB設定など) |
対応OS | Windows、macOS、Linux |
接続方式 | USB Type-C(着脱可能) |
重量 | 約715g |
価格(参考) | 約18,350円(税込) |
Sayodevice o3c
SayoDevice O3Cは、そのコンパクトな設計と高いカスタマイズ性により、特にOsu!プレイヤーや高速入力を求めるユーザーに最適なキーボードです。
こちらのキーボードは現在のPPレコードを獲得したときに使用されていたもので、価格の割に性能がいいOsu!をするだけならコスパ最強キーボードです。
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
キーボードサイズ | ミニサイズ(3キー+ノブ+スクリーン) |
配列 | カスタム(キー数が少ないため) |
スイッチ | 3ホール磁気リニアスイッチ(ホールエフェクトスイッチ) |
アクチュエーションポイント | カスタマイズ可能 |
ラピッドトリガー | 対応(トリガーストロークはカスタマイズ可能、最短0.05mm) |
入力遅延 | 非公開(高速応答) |
キーキャップ | 非公開 |
マウント方式 | 非公開 |
ケース素材 | 非公開 |
RGBライティング | 非公開 |
ソフトウェア | Webアプリ |
対応OS | Windows, Mac, Linux etc… |
接続方式 | USB Type-C(USB 2.0、高速8000Hz) |
重量 | 非公開 |
価格(参考) | 約4,999円(税込) |
- Mrekk
- Ivaxa
まとめ
Osu!に最適なキーボードは、反応速度・耐久性をバランスよく考慮することがポイントです。自分のプレイスタイルに合ったキーボードを選ぶことで、パフォーマンスを大きく向上させることができます。
その他のおすすめ記事

最後までご覧いただき、ありがとうございました!私個人に関する質問やご相談は@FiftyppeeのDMまでご連絡ください。
コメント