osu!lazerで「削除したはずのビートマップの曲がメニューに残ってる」…そんな経験はありませんか?
譜面を削除したのに、なぜかBGMだけが再生されたり、ライブラリ上は「インストール済み」と表示され続ける謎の現象。
これはosu!lazer特有の内部データの管理に関する不具合で、実は公式フォーラムでもたびたび報告されている問題です。
本記事では、「このバグがなぜ起きるのか?」「実際に発生した例」「簡単にできる解決方法」「osu!lazerと上手に付き合うコツ」を、初心者にも分かりやすく解説していきます。
osu!lazerは現在も開発が進んでいる進化中のクライアントです。
バグに困っている方はもちろん、将来的にosu!lazerをメインで使いたい人にも役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください!
- osu!lazerで「削除したはずの譜面の曲が残る」不具合の実態とは?
- なぜ譜面を削除してもBGMだけがライブラリに残るのか?
- フォーラムで報告されている実際の症例と再現手順

この記事では、OSU!lazerで削除したはずの曲がメニューに残る原因と解決策紹介しているよ!
削除したはずの譜面の曲が残る症状とは?
osu!lazerでは通常、不要な譜面(ビートマップ)を削除すれば、選曲画面やメインメニューからその楽曲データも同時に消えるはずです。しかし一部の環境では、「譜面を削除したのに、なぜか曲が残っている」といった不思議な現象が発生することがあります。
主な症状
- メインメニューで、削除済みのはずの曲が流れ続ける:osu!lazerでは、メインメニューで過去にインストールした譜面のBGMがランダム再生されます。しかし、譜面を完全に削除したあとも、なぜかその曲だけがメニューで流れ続けるケースがあります。
- ライブラリでは「インストール済み」と表示される:osu!lazerの譜面ライブラリ(インストール済みの一覧)では、該当の譜面がまだ存在しているように見える場合があります。ですが、クリックしてもその譜面に飛べず、まったく関係のない譜面にジャンプしてしまうことも。
- 譜面一覧に存在しないためプレイできない:曲がメニューに表示されていたり、ライブラリに残っていたりしても、選曲画面ではその譜面が存在しないため、実際にプレイすることはできません。検索してもヒットせず、「幽霊のような曲」となってしまいます。
- 譜面を再ダウンロードしても状態が変わらない:osu!公式サイトから再度同じ譜面をダウンロードし、インストールしても、状況が改善しないことがあります。再インストールの通知は出るものの、譜面は依然として存在せず、メニューには曲だけが残り続けます。
なぜ削除しても曲が残るのか?【考えられる原因】
osu!lazerで譜面を削除したにもかかわらず、なぜか楽曲のデータ(主にBGM)が残ってしまう現象には、いくつかの技術的な原因が考えられます。
データベース(client.realm)の整合性が崩れている
osu!lazerでは、すべての譜面や楽曲データが「client.realm」というデータベースファイルに保存・管理されています。譜面を削除した際、このデータベースが正しく更新されない場合、削除済みの譜面情報だけが内部に残ってしまうことがあります。
その結果、選曲画面には譜面が存在しないのに、メインメニューやプレイリストにはBGMだけが表示されるといった「中途半端な状態」が発生してしまいます。
osu!lazerの仕様やバグ(開発版ならではの不安定さ)
osu!lazerは、従来のosu!(stable版)とは異なり、まだ開発途中の「テスト版」クライアントです。そのため、以下のような未完成・未対応の機能が含まれていることがあります。
- 削除処理が一部ファイルにしか適用されない
- 楽曲データのキャッシュが残る
- UI上の表示と内部データが同期していない
つまり、バグ(不具合)として扱われる可能性が高く、ユーザー側で完全に防ぐことは難しいという現実があります。
再インストールしてもデータベースが更新されない
ユーザーの中には「osu!公式サイトから同じ譜面を再インストールして、再度削除する」という対処を試みた人もいます。しかし、client.realmに古い情報が残ったままだと、新しくインストールされた譜面が上書きされずにスルーされることがあります。
その結果、「譜面は再インストールしたのに、状況が変わらない」という現象が起きてしまいます。
キャッシュファイルや一時データの残留
osu!lazerはパフォーマンス向上のため、楽曲や譜面のキャッシュを保持する仕様になっています。そのため、削除後も一部のBGMデータがフォルダ内に残り、メニューで再生され続ける場合があります。
特にBGMが.mp3形式で保存されている場合、譜面ファイルを削除しても音楽ファイルだけ残ってしまう可能性があります。
補足:osu!lazerは「開発者向け」であることを忘れずに
osu!lazerは正式版ではなく、開発が継続中の「オープンベータ」のような位置づけです。バグがあって当然の環境であるため、公式フォーラムやGitHubでの報告がバグ修正への第一歩になります。
不具合を解決する方法
削除したはずの譜面の曲(BGM)が残ってしまうosu!lazerの不具合には、以下の手順で対処することができます。開発者フォーラムでも報告されており、一時的な応急処置として有効とされています。
ステップ1:該当の譜面を再インストールする
osu!公式サイトから、問題が発生しているビートマップ(.oszファイル)を再度ダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルをosu!lazerにドラッグ&ドロップするか、ファイルを開いてインストールします。
ステップ2:osu!lazerを再起動する
譜面をインストールしたら、いったんosu!lazerを完全に終了させてください。タスクマネージャーなどでバックグラウンドでも動いていないことを確認すると安心です。
その後、再度osu!lazerを起動します。
ステップ3:該当の譜面を削除する
インストール済みライブラリから、対象の譜面を削除します。
- ライブラリ画面で該当の譜面を探す
- ゴミ箱アイコンをクリックして削除
- 「ファイルごと完全に削除するかどうか」の確認が出た場合は「Yes」を選択
ステップ4:再度、osu!lazerを再起動する
削除したあとは、もう一度osu!lazerを完全に終了&再起動してください。
この手順を踏むことで、内部データベース(client.realm)やキャッシュが正しく更新され、譜面情報・BGMともに完全に削除されることが確認されています。
それでも直らない場合は?
もしこの方法を試しても症状が解消しない場合は、以下の3つを試してみてください。
client.realm
ファイルを手動で削除 or 初期化する:osu!の内部データベースですが、誤って削除するとすべての設定や譜面情報が消えるため注意が必要です。上級者向けの手段です。- osu!lazerの完全アンインストール → 再インストール:手間はかかりますが、環境を初期状態に戻すもっとも確実な方法です。ただし、全ての譜面データや設定も消えるため、必ずバックアップをとってから行いましょう。
- 公式フォーラムやGitHubでバグとして報告する:osu!lazerは開発中のクライアントのため、バグ報告がそのまま修正につながる可能性もあります。
まとめ:osu!lazerはまだ進化中。バグと上手に付き合おう
osu!lazerは、次世代のosu!クライアントとして開発が進められているまだベータ段階のソフトウェアです。そのため、今回紹介したような「譜面を削除してもBGMが残る」といった不具合が起きることもあります。
しかし、これはユーザーの操作ミスではなく、ソフトウェアの成長過程で起きる仕様上の問題です。開発チームは日々改善を重ねており、こうしたバグも徐々に修正されています。
osu!lazerを使ううえで大切なこと
- 不具合に遭遇したときは、焦らず対処する
- 「インストール→再起動→削除→再起動」の基本手順を覚えておく
- 時間に余裕があるときは、公式フォーラムで報告してみる
- 定期的なバックアップを忘れずに
とくに、osu!lazerはオープンソースプロジェクトのため、バグ報告やフィードバックが非常に重要な役割を果たします。自分の経験が、他のユーザーの助けになるかもしれません。
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