ゲーミングキーボードに求められるのは、スピード・正確性・カスタマイズ性。特にFPSやバトロワ系のタイトルでは、ほんの数ミリ、数ミリ秒の差が勝敗を左右します。
そんな中、Logicoolから登場した「PRO X TKL RAPID」は、ラピッドトリガー機能と磁気式アナログスイッチを搭載したハイエンドモデル。
Amazon.co.jp限定で展開されるこのキーボードは、まさに本気のゲーマーに向けた一台です。
この記事では、特徴・使用感・注意点・他モデルとの違いまで徹底解説。
購入を検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
- Logicool G PRO X TKL RAPIDの特徴と注目ポイント
- ラピッドトリガーやアクチュエーション調整機能のメリット
- 他のLogicool Gキーボードとの違い
- 購入前に知っておきたい注意点
- PRO X TKL RAPIDがどんなユーザーにおすすめか

今回の記事ではLogicool G PRO ゲーミングキーボード「Logicool G PRO X TKL RAPID」についてご紹介していくよ!
特徴1|0.1mm単位で調整できるアクチュエーションポイント

Logicool G PRO X TKL RAPIDの最大の魅力は、アクチュエーションポイント(作動点)を0.1〜4.0mmの間で自由に調整できること。
従来のメカニカルキーボードでは考えられなかったレベルの微細なチューニングが可能です。
この機能により、自分のタイピングスタイルやゲームジャンルに最適な反応速度を設定できます。
さらにLogicool G HUBを使えば、ゲームごとにプロファイルを切り替えてアクチュエーション設定を変えることも可能。
たとえばVALORANTでは浅く、MMORPGでは深めに設定するといった柔軟な運用ができます。
物理的なスイッチの限界を超えた反応速度の最適化*は、まさにハイエンドゲーミングの新時代を感じさせるポイントです。
特徴2|ラピッドトリガーで1msを争う戦いに対応

「PRO X TKL RAPID」が他のキーボードと一線を画す最大の理由が、ラピッドトリガー機能の搭載です。
これは、キーを完全に戻さなくても再入力が可能になる画期的な仕組みで、キーが押されてから離される間の動きを高精度に検出し、次の入力に瞬時に切り替えることが可能になります。
たとえば、FPSゲームで「ストッピング(移動の即停止)」や「左右移動の切り返し」が必要な場面で、わずか数ミリ秒の入力遅延を抑え、より正確で素早い操作が可能になります。
この機能はLogicool G HUBから有効化・調整が可能で、設定も直感的。ゲームごとにオン・オフを切り替えることで、柔軟に運用できます。
「1msの差が勝敗を分ける」そんな真剣勝負の現場でこそ、このラピッドトリガーの威力は本領を発揮します。
特徴3|プロ仕様の磁気式アナログスイッチ&押下圧35g

PRO X TKL RAPIDは、高精度な磁気式アナログスイッチを採用しています。
これは従来のメカニカルスイッチとは異なり、物理的な接点がなく、磁力でキー入力を検知する仕組み。
そのため、摩耗や打鍵感のブレが少なく、一貫したスムーズな操作感と耐久性を実現しています。
特に注目したいのは、わずか35gの軽い押下圧。
これは一般的な赤軸よりも軽く、長時間のプレイや連打が求められるゲームでも指に負担をかけにくい仕様です。
磁気式スイッチのメリット
- 摩耗が少なく、長期間安定した打鍵感
- 接点がないため、静音性が高い
- アナログ検知により入力深度の制御が可能
- 軽い押下圧で繊細な操作がしやすい
また、軸ブレを抑えるマルチレイヤーダンピング構造により、タイピング中の安定性も抜群。
プロゲーマーとの共同開発により、「精度」「速度」「快適性」のバランスが極限まで高められています。
このスイッチは、ただのキー入力にとどまらず、プレイヤーの感覚そのものを反映する入力デバイスとしての完成度を持っていると言えるでしょう。
特徴4|KEY PRIORITYとKEY CONTROLで完全カスタマイズ

Logicool G PRO X TKL RAPIDは、ハードウェア性能だけでなくソフトウェアによるカスタマイズ性の高さも圧倒的。
中でも注目なのが、「KEY PRIORITY」と「KEY CONTROL」の2大機能です。
KEY PRIORITY|移動操作の衝突を回避
FPSなどのゲームでは「左(A)」「右(D)」の移動キーを同時に押すと、入力が無効になる(SOCD問題)ことがあります。
KEY PRIORITY機能を使えば、左右移動キー同時入力時にどちらの動作を優先するかを指定可能。
これにより、思い通りの動作が可能になり、キャラコンの安定性が一気に向上します。
選べる動作モードは4種類で、プレイスタイルやゲームによって切り替え可能です。
KEY CONTROL|すべてのキーがプログラマブルに
さらに、KEY CONTROL機能では、全キーの入力を最大5つのレイヤーに分けて設定可能。
レイヤーごとに異なるキー割り当てやマクロを適用でき、使い分けが可能です。
ゲームのジャンルを超えて活用できる柔軟性が、このキーボードの真価とも言えるでしょう。
もちろん設定はすべてLogicool G HUBで簡単に管理でき、直感的なUIで初心者でも迷いません。
特徴5|LIGHTSYNC RGBで視覚的な演出も自由自在

Logicool G PRO X TKL RAPIDは、LIGHTSYNC RGBライティングテクノロジーを搭載しており、視覚面でもゲーマーの心をくすぐる演出が可能です。
1,680万色から選べるフルカラーのバックライトは、キー単位でカスタマイズができ、ゲーム中の臨場感や没入感を高めてくれます。
さらに、Logicool G HUBを使えば以下のような応用が可能
- ゲームやアプリと連動して発光パターンを変化
- チームカラーや大会仕様に合わせた静的ライティングを保存
- 音楽や映像に合わせてアニメーションを再生
といった、パフォーマンスとエンタメの両立を実現します。
特にeスポーツ大会では、オンボードメモリにプリセットを保存して持ち込み可なのも魅力。
派手さを抑えたプロフェッショナルな環境でも、しっかり自分の設定を活かせます。
見た目にこだわる方も、実用性を求める方も満足できる、視覚表現の自由度が非常に高いゲーミングキーボードです。
注意点|購入前に知っておきたいポイント

Logicool G PRO X TKL RAPIDは、極めて高性能かつプロ仕様のゲーミングキーボードですが、購入前にチェックしておきたいポイントもいくつかあります。
ソフトウェア前提の機能が多い
ラピッドトリガーやアクチュエーションポイントの調整、KEY PRIORITYやRGBライティングの設定など、多くの機能はLogicool G HUBの導入が必須です。
G HUBは無料ですが、Windows 10以降またはmacOS 13以降といったある程度新しいOS環境が必要なので注意が必要です。
キースイッチの交換は非対応
PRO X TKL RAPIDは磁気式スイッチを採用しており、従来のPRO Xシリーズのようにキーごとのスイッチ交換には対応していません。
自分で好みのスイッチに付け替えたい方には向いていない点です。
価格はやや高め
Amazon限定モデルで約3万円前後という価格帯は、ミドル〜ハイエンドクラスのキーボードとしては高額な部類です。
性能に見合った価値はありますが、コスト重視の方には他の選択肢も検討の余地があります。
テンキーレス(TKL)仕様
テンキーがない分、省スペースかつマウス操作の自由度は高まりますが、数字入力が多い用途ではやや不便に感じる可能性もあります。
まとめ|入力精度と速度を極めたいなら最強候補!

Logicool G PRO X TKL RAPIDは、ただのゲーミングキーボードではありません。
0.1mm単位で調整できるアクチュエーションポイント、キーを完全に離さずに再入力できるラピッドトリガー、プロレベルの磁気式アナログスイッチ、そしてLogicool G HUBによる高度なカスタマイズ性そのすべてが、勝つための入力環境を提供してくれます。
FPSやバトロワ、MOBA、アクションRPGなど、1フレーム・1操作の精度が勝敗を分けるゲームをプレイするなら、まさに最強クラスの選択肢と言えるでしょう。
価格帯はハイエンドですが、性能と信頼性を考えれば十分に見合う価値があります。
入力スピードと精度をとことん突き詰めたいゲーマーにとって、PRO X TKL RAPIDはまさに本命の一本です。
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